普通のお弁当なのに…山で食べると美味しいのはなぜ？
登山やハイキング、ピクニックやキャンプなど、アウトドアで食事を取るときって…何だか不思議と特別に美味しく感じることがありませんか？これ…もしかしたら「空気」が影響しているかもしれません。
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊！旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
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こちらの記事は【旅行コラム】シリーズからお届けしています。
登山やハイキング！山で食べる食事って…美味しく感じません？
登山やハイキングなど、アウトドアをお好きな方も多いと思います。
そんな皆さんには経験あると思いますが、山の上や景色が良いところで食事を取ると、普段より数割も美味しいと感じることがありませんか？
手作りのお弁当でもそうですし、何ならコンビニで買ってきたおにぎりですらも美味しく感じる。
これ…不思議ですよねえ？普段と食べてるものは同じはずなのに。
食事にはその土地の空気も含まれている？
筆者は本業で、高齢者とお話させていただくことが多いのですが…ある時、「はっ！？」と気付かされることがありました。
「田舎で作ったおにぎりは美味しいだろ？あれは、田舎の美味しい空気が一緒に握り込まれてるからだよ。」
はあー！なるほど！たしかに！
おにぎりに限らず、たまご焼きにも、餃子にも…食材と一緒にその場の空気も一緒に閉じ込められています。
それに加えて、人間が物を食べ嚥下する際は、わずかながらその場の空気も一緒に飲み込みます。
もしかしたら…我々は食事の際に一緒に飲み込む「空気」からも美味しさを感じているのかもしれません。いや、もちろん舌で感じる味蕾とは別の感覚でしょうけどね。
これと同じように、山の上でいただく食事も、その澄んだ空気を一緒に飲み込むことで…よりいっそう「美味しい！」と感じているのかもしれません。
もちろん、これは科学的根拠はありません。私も、ただ風景や雰囲気が良いことにによる勘違いかと思っておりましたが…でもやっぱり山で食べるご飯って、二割増し三割増しで美味しいんですよねえ。
考えてみれば、空気の悪いところ、例えば都会の自動車バンバン走る幹線道路沿いや、工場の排気ガスが吹き付ける場所で食べる食事って…あんまり美味しく感じませんよね。
山の上のような景色の良いところは、風が流れて空気も美味しい。食事の美味しさの要素には…その場の空気の新鮮さも、影響しているのかもしれません。
