個人旅行なんて…どう楽しむのも自由!価値観合わないなら別行動もOK!
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
旅人サイファ実績
・スキルマーケット「ココナラ」にて旅行お出かけカテゴリ売上実績No1
・グルメサイト「ニッポンごはん旅」公認ライター
・スマートニュース/Yahoo!ニューすスほかメディア掲載実績多数
・「にほんブログ村」国内旅行カテゴリPVランキング1位を記録
こちらの記事は【旅行コラム】シリーズからお届けしています。
本業の傍ら年間宿泊40泊の筆者が考える旅行とは?
筆者は、本業の傍らで年間35-40泊ほど旅行に出掛けています。1年のうち1ヶ月ちょっとは旅行先で過ごしている計算ですね。その内訳は、団体旅行はほとんど参加せず98%が個人旅行です。団体旅行は、ごく稀に特別なツアーに参加する時くらいです。
大部分を占める個人旅行のうち、ひとり旅が年間15泊ほど、友人やオフ会を兼ねた旅行が5泊ほど、残りの20泊ほどが子供たちを連れた家族旅行です。ちなみに2人の子供たちは小学生のうちに47都道府県の全県訪問を達成しています。
そんな旅行マニアな筆者だからこそ…知って欲しいことがあります。それは「個人旅行は自由である」ということ。
旅行はそもそも娯楽!
そもそも「旅行」は娯楽です。個人個人が思うように楽しんで良いもの。結局は「自分の時間をどう使うか」という単純なものにすぎません。ギチギチに予定を詰め込もうが、どこにも立ち寄らずにお宿でのんびり過ごそうが、各々が思う時間の使い方をすれば良いと思っています。
例えば旅行の出発時間ひとつ取ってもそうです。
「現地での時間を有効活用したい」という理由で、朝5:00や6:00の電車で朝早くから動く方もいれば、「あんまり忙しくしたくないから…」とお昼頃に出発する方もいます。
これ、前者からしてみれば「せっかく旅行に行くのにもったいない!」となりますし、後者からすると「え?なんでそんな娯楽にガツガツしてるの?」となります。
結局のところ、これって「何に重きを置くか…?」という「価値観」の違いなんですよね。そもそもの価値観が違うので、そこで反目し合っても意味がないんです。
よくある旅行先でのトラブルは、こういった「価値観の違い」に起因することがほとんどです。特に価値観の違いによるトラブルが目立つのが「時間」「お金」「食事」でしょうか。人と旅行に出かける際は、この辺は、計画段階でお互いの価値観を披露しすり合わせしておくことをおすすめします。
もしも、旅行同行者と価値観が合わずにストレスを感じるようであれば…旅程の一部を別行動にしてしまうのもおすすめです。「合わない」と判断したならば、その部分は各々の価値観を優先させる。なんなら、行きの新幹線や飛行機を別の便にして、現地集合にしたって良いのです。
価値観の違いを我慢しないで!優先順位と照らし合わせて判断を!
最も避けてほしいのが…価値観の違いを我慢して…やがて我慢しきれずに爆発すること。
こうなると、場合によってはその後の人間関係そのものすらも破綻してしまいます。その最たる例がいわゆる「成田離婚」ですね。新婚旅行先で大ケンカして、その勢いで離婚しちゃうというアレです。
先程も述べた通り、旅行はあくまでも娯楽です。同行する参加者それぞれが「楽しい」「心地よい」ことが大前提です。
それこそ、行きたいスポットをセカセカと回るのも自由ですし、逆に素敵な宿に早めに入ってひたすらのんびり過ごすのも自由!それぞれが「楽しい時間」「心地よい時間」をいかに過ごせるか?ってとっても大切な視点です。
注意しなければならないのが「優先順位」です。例えば、旅行の目的が「子供に楽しい思い出を残してもらう」のならば、親御さんはある程度の我慢を強いられるのは仕方ないことです。その辺の優先順位も、事前に情報交換と落としどころ探っておくと良いかもしれません。
また、旅慣れてくると、それぞれの「旅のスタイル」というものが確立してきます。恐らくそれは「その人にとって最良の旅スタイル」なのでしょうが…これが出来上がっている人こそ要注意!そのスタイルは「あなたにとっては理想的かもしれないが、万人が当てはまるとは限らない」のです。
仮に、効率良く立ち寄りスポットを回れる完璧なスケジュールを建てたとしても…同行者にとっては「早すぎる」「忙しすぎる」と、ストレスを与えてしまうかもしれません。
『あなたの常識はみんなの非常識…かも?』
そう。自分にとっての最高が、同行者にとっても最高である…とは限らないのです。
せっかく「旅行」という特別な時間を過ごすチャンスです。お互いにとって「楽しい時間」「心地よい時間」を過ごせるよう…計画段階から念入りに打ち合わせしておくことをおすすめします。
もしも、計画段階で価値観の違いが見えてきたら…優先順位を考えた上で、別行動を提案しても良いかもしれません。
価値観なんて人それぞれ。家族ですらも、所詮他人です。全く同じ価値観の人間なんて、存在しないと思ってください。
だからこそ、相手には相手の価値観があることを尊重し合うことが大切になるのです。
せっかくの旅行…旅行は、時間もお金もかかる贅沢な娯楽です。だからこそ…ストレスを抱えることなく、楽しい思い出を作って欲しいと…切に願っています。