水上バス『いちにちゆらり旅』特別ゆらぶら便乗船レポート!
東京水辺ライン『いちにちゆらり旅』という船旅をご存知ですか?隅田川、荒川という大河川を優雅にクルージングする完全予約制の船旅があるんです!
筆者紹介
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- 水上バス『いちにちゆらり旅』特別ゆらぶら便乗船レポート!
- 筆者紹介
- 水上バス『いちにちゆらり旅』特別ゆらぶら便とは?
- 水上バス『いちにちゆらり旅』特別ゆらぶら便に乗船!
- 水上バス『いちにちゆらり旅』の見どころ!
- 小豆沢乗船場へ!
- お船のご紹介!
- 水上バス『いちにちゆらり旅』基本情報
水上バス『いちにちゆらり旅』特別ゆらぶら便とは?
東京を代表する二代河川「隅田川」と「荒川」。共に東京湾まで注ぐ大きな川ですが、実は月に1度だけ、隅田川、荒川、東京港とぐるり一周する特別なクルーズ船が存在するのをご存知ですか?
それが、水上バス『いちにちゆらり旅』!朝9:00に両国リバーセンターを出発し、18:00にまた両国リバーセンターへ戻るまで、全行程のんと9時間もの長大なクルーズ!しかも完全予約制という知る人ぞ知る、秘密の遊覧コースなんです!
東京という大都市を、水上という特別な視線から観光できるこの特別なクルーズですが、運航しているのは主に平日のみ、しかも月に一度だけですので、知らない人が多いのも当然です。
今回は、冬季に運行される『いちにちゆらり旅』特別ゆらぶら便に乗船して参りましたのでレポートします!
水上バス『いちにちゆらり旅』特別ゆらぶら便に乗船!
今回我々が乗船するのは…『いちにちゆらり旅』でも最北端の乗船である「小豆沢乗船場」です。
実は筆者は、ここ「小豆沢乗船場」のすぐ近くに10年以上住んでいたことがあり…ここに船着き場があることは古くから知っていました。
ですがよくよく調べてみると、運行は平日のみであったり、コロナ禍でここ数年は運航されていなかったり…となかなかチャンスに恵まれなかったのです。
しかし!今回、平日にも関わらずちょうどお休みが重なったために、無事に念願の船旅を予約することができたのです!やった!今回は、冬期間ということで、『いちにちゆらり旅』と同じコースで乗下船場所だけが限られる「特別ゆらぶら便」でのクルーズでした。
水上バス『いちにちゆらり旅』の見どころ!
この『いちにちゆらり旅』の最大の魅力は、普段見慣れている東京の姿を一味違った角度から観光できること!
隅田川、荒川、東京港と、普段地上から眺めている風景を、川のど真ん中や海の上から見上げるなんてことはほとんどありません。筆者も東京都民を40年以上続けていますが初めての経験でした。
だって…ほら!隅田川に架かる橋の底なんて…見たこと無いでしょ!?しかもこの距離!この近さ!手を伸ばしたら手が届く距離で、普段見たことのない東京を楽しむことができるんです!
小豆沢乗船場へ!
と、いうことで、まずは「小豆沢乗船場」へと向かいます。最寄り駅は都営三田線の志村坂上駅、もしくはJR埼京線の北赤羽駅、どちらからも10分ほどで到着します。
新河岸川沿いの小豆沢公園内には『いちにちゆらり旅』を運行する東京水辺ラインの事務所も置かれています。運航日には職員さんが配置されていますので、分からないことがあったら質問することもできます。また、事務所には待合所も併設されていますので、出航時間まで座って休むこともできますし、トイレも併設されています。
あ!そうそう!
この『いちにちゆらり旅』は、丸1日乗ると9時間。普通に1周するだけでも7時間ほどかかります。一度下船してしまうと、すぐに船は出てしまうので再乗船は不可!さらに船内に売店もありませんので、1日乗られる方は予めお弁当の用意をお忘れなく!なお船内にあるのはドリンクの自動販売機だけです。
ちなみに小豆沢乗船場の場合は、徒歩2.3分のところにコンビニ(ファミリーマート)がありますので、出航時間前に軽く用意しておくと便利です。
この日の出航時間は10:50ごろ。30分前にはこ小豆沢乗船場から乗船するお客さんたちが集まっていました。ここ小豆沢乗船場を利用すること事態がレアですからね!敢えてここから乗るという方もいるようです。乗船場で並んでいると…来た来た!デッキの付いたスタイリッシュな船が到着です。
お船のご紹介!
通常、この『いちにちゆらり旅』には「さくら号」「あじさい号」「こすもす号」の3つの同型船で運航されています。今回は「こすもす号」ですね!白を基調とした美しい船体の船ですね。1階は船室になっており、ゆったりとした座席が用意されています。
まずは船内で受付を済ませます。予め予約&支払いは済ませてあるので受付もスムーズでした。なお、指定席ではありません。
船室の座席はご覧のとおり。左右に広い窓がありますので、見晴らしはかなり良いです。座席数も多いので、かなりゆったり座ることができそうですね。
座席は1列3人がけになっています。革貼りのソファになっていて座り心地は悪くありません。座席前方にはドリンクホルダーとテーブルが付いていますので、お食事を取るにも便利ですね。展望は窓側が確保出来ればベストですが、そうでなくとも2階デッキを行き来すれば充分楽しむことができます。
この便は、両国を出発したら隅田川を北上、ここ小豆沢で折り返して、今度は岩淵水門から、荒川へ入り河口の葛西臨海公園まで行きます。その後は、東京港を突っ切り、お台場海浜公園を経て今度は隅田川の河口から北上する…というコース。朝9:00に両国リバーセンターを出発し、最終下船場所の両国に戻って来る頃は18:00という…最大所要時間9時間という長大なクルーズです。デッキに立ったままですと疲れてしまうので、船室の座席は確保しておいた方が良いでしょう。
1階後方デッキにも座席が作られています。ここからはオープンエアーなので水上を撫でる風が気持ち良い!逆に言えば冬場は寒く夏場は暑い(笑)
こちら1階デッキには、男女別のトイレとドリンクの自動販売機も設置されています。飲食物持ち込みOKですが、足りなくなった時はこちらで補給してください。
階段を昇ると2階デッキになっており、ここからは遮るもののない東京の水辺を一望できます!風景を楽しみたいのでしたら、2階デッキがとってもおすすめ!ただし座席は用意されていないので、基本的に立ちっぱなしになってしまいます。筆者は8割方デッキに立って風景を楽しんでいました。
さて!間も無く出航時間が近づいてきました!次回は、隅田川、荒川、東京港の普段とは違った風景をレポートしますね!
水上バス『いちにちゆらり旅』基本情報
2023年就航日
4/28(金)、5/28(日)、6/29(木)、7/28(金)、8/25(金)、9/22(金)、10/22(日)
始発時間
9:00 両国リバーセンター発
18:00 両国リバーセンター着
乗船料金
200円~5250円※区間による設定
アドレス
東京都墨田区横網1丁目2-13 ヒューリック両国リバーセンター2階
03-5608-8869(東京水辺ライン)