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『青天を衝け』ざっくりコラム 第13話 幕末の京都と新撰組

本日放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』ざっくりコラムです。
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ついに物語の舞台は京都へ!

 

この頃の京都は魑魅魍魎。各地の脱藩浪士たちが水面下で蠢いていました。

その京都で、攘夷派志士たちを取り締まっていたのが、かの『新撰組』。

 

新撰組は、そもそもは14代将軍家茂公が京へ上洛する際の、将軍警固のために組織された浪士軍団。メンバーの大多数は、剣術に覚えある農民たち。

方向性こそ違えど、実は渋沢栄一たちと大差ありません。

その浪士組が転じて、京都守護職会津藩主松平客保公の預かりとなり、京都の治安維持部隊として活動していました。

 

この時点では新撰組は正式な武士ではありません。

倫理観も低く、借金踏み倒しや喧嘩暴動は日常茶飯事だったとも言われています。

 

そんな新撰組が名を高めたのが「池田屋事件」。

京都三条木屋町の旅館「池田屋」に潜伏していた長州、土佐の浪士らを捕縛するために襲撃、一網打尽にするという戦果をあげています。

 

この池田屋事件では、明治の元勲のひとり「桂小五郎(後の木戸孝允)」も危うく難を逃れています。

実は桂は、一足早く池田屋に到着していましたが、待ち合わせ時間より早すぎたため一度退去、対馬藩邸に寄り道をしていたために、襲撃を逃れたとも言われています。

 

この時、桂小五郎までもが戦死していたら…この後の長州藩の立ち位置も異なっていたかもしれません。歴史のifですが…運命は紙一重ですね。

 

さあ次回、いよいよ渋沢栄一一橋慶喜の対面が描かれそうです!

 

次回です

 

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