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【旧一級国道をめぐる】第8話 国道36号線〜40号線

こんにちは!旅人サイファです!

本日はシリーズ【旧一級国道をめぐる】の第8回!

今回は国道36号線〜40号線をお送りします!

なお、この国道36号線〜40号線は全て北海道内の国道です!ここで紹介する5本は全て、国道5号線国道12号線の二本の国道から発生しています。

国道36号線

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札幌市中心部~室蘭市中心部

総延長133.7km

経由する県は1道(北海道のみで完結)

起源は北海道開拓時代の『鹿道』と呼ばれた狩猟の道。

その後、北海道開拓史に招かれたアメリカの農務局長官「ホーレス・ケプロン」の献策により日本初の西洋式馬車道として整備され『札幌本道』と定められた。

札幌↔️千歳間は、最高速度75km/hという高規格道路基準で建設され、片側2車線の『弾丸道路』とも呼ばれた。

札幌で国道12号線とともに、国道5号線を受け継ぐ形で分岐してスタートし、逆走するように室蘭へ回る。

函館と札幌を結ぶ道央自動車道が並走するため、こちらが国道5号線だと勘違いしている人も多い。

またJR千歳線及び室蘭本線も並走している。


国道37号線

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北海道長万部町~室蘭市中心部

総延長84.3km

経由する県は1道(北海道のみで完結)

一級国道では珍しい、郡部(山越郡長万部町)を起点とする国道。

※旧一級国道では他に27号線と31号線のみ

長万部→(国道5号線)→札幌→(国道36号線)→室蘭→(国道37号線)→長万部と、3本の国道でキレイなループを構成している。

JR室蘭線および道央自動車道が並走している。


国道38号線

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滝川市中心部~釧路市中心部

総延長315.2km

経由する県は1道(北海道のみで完結)

旭川の手前、滝川市国道12号線から分岐。

北海道の中心部を貫いて太平洋へ向かう、道内の東西交通の大動脈。

滝川→富良野→帯広と内陸の主要都市を結びながら太平洋岸の釧路へ至る。

JR根室本線が並走する、はるか根室へ続く長い道のりの分岐点。

釧路で国道44号線にバトンタッチする。


国道39号線
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旭川市中心部~網走市中心部

総延長235.0km

経由する県は1道(北海道のみで完結)

北海道第2と都市旭川で、国道12号線の終点を受け継ぐ形で分岐する二本の国道のうちのひとつ。

旭川から東進し、層雲峡をぬけて北見へ、北見から網走へと、北海道の原生林を駆け抜ける。

付かず離れずしながら、JR石北本線が並走する。


国道40号線
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旭川市中心部~稚内駅前

総延長299.2km

経由する県は1道(北海道のみで完結)

国道12号線を受け継ぐ形で分岐する国道のひとつ。

こちらは旭川市から北上し、最北の地・稚内を目指す。

日本最北端の旧一級国道である。

人口希薄地を紡ぎながら、北の果て稚内までを結ぶ道北の大動脈。

現在、道央自動車道が延伸整備中。

 

ちなみに、1952年にはじめて指定された一級国道の元祖はここまでの1~40号線までの40本のみです。これ以降は1958年の第二次指定、1963年の第三次指定、1972年の特例によって残りの18本の国道が一級国道として指定されます。


ここまで…

国道1号線~40号線

通過した県は46都道府県。

通過していない県は残り1県!

沖縄県のみ!

次回です!


前回です!


番外編です!