こんにちは!旅人サイファです!
いやあ!参りました!危うく散々な目に遭うところでしたよ。何かあったのかというと…
『予約をしたはずなのに、お宿の予約が入ってない!!』
僕の長い旅人人生でもわずか2回目!
予約ミスにより…危うく宿泊できずに帰らなければいけないところでした。
ことの顛末はこう。
宿泊1週間前 9:00
ある特典を利用するために『自宅から電話』にて宿泊を予約。
→電話中に急な来客があったためこちらの携帯番号を伝えて折返し対応して頂く。
同日 9:20
ホテル側より着信あり。
宿泊希望日時を伝え、こちらの氏名や電話番号も伝えて予約完了となる。
※この着信記録が重要だった!
宿泊当日 18:00
お宿に到着。
フロントでチェックイン手続きを行うが…『ご予約承っていません』との対応。
唖然。
いやいや待って待って。ちゃんと電話で予約しましたよ?
なんで?記録残ってないの?
「お名前もお電話番号も登録がありません」
「え。うそん。そんなはずないって!
電話で予約しましたよー」
「当ホテルとの通話記録はありますか?」
携帯の着信履歴を提示
「少々お待ちください」
※携帯に着信履歴が無かったら危なかった!
同日 18:30
ホテルの副支配人に対応変わる
「ご予約が何らかのミスで入っていないようです」
「本日は当ホテル満室でして…
宿泊お受けすることができません」
再び唖然。
ここまで2時間半かけて来たのに…
また2時間半かけて帰らなければ行けないのか…
と頭によぎる。
「車で10分のところに姉妹館があります。
そちらでお部屋を確保させて頂いてもよろしいですか?」
「わあ!良かった!
ひとまず宿泊できるなら構わないです!」
「お食事はどちらもバイキングになります。
姉妹館のホテルに移動なさって召し上がりますか?
それともこちらのレストランでお召し上がることもお選び頂けます」
「子供が少しぐずっているので…
お食事はこちらで頂いてもよろしいですか?」
「かしこまりました。
早急にレストランの座席ご用意致しますので、ソファにてお待ちください」
家族の元に戻って事情を説明。
ひとまずこちらで食事を頂いてから、姉妹館のホテルに移動することを伝える。
〜5分後
「レストランの座席がご用意できました。
こちらへどうぞ」
「もしも…アルコールお召し上がりでしたら、こちらアルコール飲み放題券(本来別料金)を差し上げますのでご自由にお召し上がりください。
姉妹館への移動はこちらから送迎バスを出お出しします!」
「え!よろしいんですか!?
では…お言葉に甘えて頂きますね!
ご馳走さまです!」
〜こうしてバイキングを満喫...
「サイファさま、お食事中に申し訳ございません。
たった今…当館の特別室がご用意できました!」
「へ?」
「実は…詳細情報の記されていない予約が一件ございまして…。
恐らくこれがサイファさまのご予約だったのではないかと…」
「移動するのも大変なんで、こちらでご用意頂けたのなら助かります。」
と、言うことでひょんなことから特別室に案内されちゃいました(笑)
しかし素晴らしかったのはここから。
改めてチェックインするためにフロントで名前を言うと…
「サイファさま、ご迷惑おかけして申し訳ございませんでした」
翌朝、朝食会場へ行くと…
『サイファさまご予約席』
と、座席まで用意されていました!
きちんと申し送りされている!
そのことに、非常に好感が持てました。
逆にこちらが申し訳なく思うくらい!
最後のお見送りまで丁寧にして下さって、とても気持ち良く滞在することができました。
今回のケース。
原因は最後まで分かりませんでした。
単純にホテル側の記録ミスかもしれませんし、もしかしたら私の日付伝達ミスかもしれません。
それにしても、伝えたはずの電話番号すら登録されてないのは解せませんが…。
こう言った場合、双方が双方の責任を主張し、喧嘩別れになることが多いです。
しかし今回、副支配人の態度からは、我々の責任を責めるような印象は欠片も受けず。
むしろ「遠路はるばる来て下さったのに申し訳ない!なんとかしなければ!」という気持ちを強く感じました。
当初、フロントでMAXだった私の怒り度ゲージでしたが、副支配人からの姉妹館への宿泊提案、アルコール飲み放題のサービス、きちんとした他スタッフへの申し送り…で、怒りゲージはみるみる低下。
翌朝の朝食席の確保で、一転ポジティブに変換するほどに!
ホテルや飲食店ではたびたび発生するであろう、こういった予約ミスによるトラブル。
大抵は最悪な印象としてネガティブな思い出になることが多いはずです。
しかし、今回のケースのように気遣いに溢れた誠意ある対応をして頂けると、印象は一転します。
「こんなところ二度と来るか!」になるか…「また来たい!」になるか…は本当に紙一重。
とても素晴らしいおもてなしを受けて、私は当然子供たちと「また来ようね」と話をしてお宿を後にしました。