こんにちは。旅人サイファです。
毎週日曜日は下書きなしのリアルタイム投稿、週末雑感です。
先日ネットニュースで流れていたこちらの記事。良記事でしたのでご紹介!
日本の旅行業界が抱える最大の問題が指摘されています。
それは『平日の閑散』。
日本人の真面目さ、勤勉さは誇るべきものですが…その裏側にあるのが『週末と平日のギャップ』なのです。
平日は仕事や学校。
土日は余暇。
真面目な日本人はこの呪いから脱却できずにいます。
しかし、今回のコロナ禍は、逆に価値観を逆転させるチャンスだったのです。
実は7月の連休中、長女は塾の夏期講習が入っていました。
しかし、今年の夏期講習はオンラインでのZOOM授業。
私は考えました。
きちんとWi-Fi環境の整ったお宿を取れば、お出かけ先からも参加可能じゃないか?
そして宿泊したのが、先月記事にした、いわき湯本温泉や会津東山温泉、高湯温泉の各宿。
予めWi-Fi電波の入りやすいお部屋をお願いしていたので、なんの問題もなくZOOM授業に参加していましたよ。
塾の先生方も…旅館から参加していることには気付いてなかったはずです(笑)
今回のコロナ禍による新しい生活様式のひとつに、テレワークの推進も掲げられています。
もちろん業種にもよりますが、オフィスに出社する必要がなければ、土日、平日の壁を取り払うことも容易ではないでしょうか?
土日テレワークして、平日遊びに行く。
そんな働き方も、コロナ以前に比べればやりやすくなっています。場合によっては、旅館やホテルからオンラインで繋ぐことも容易です。
問題は子どもたちの学校でしょうか。
学校も、休んだ日はオンライン授業を受けられる形にできればいかがでしょう?
自分の体調が優れない日や、周囲に発熱者が多く感染リスクが高い日は、自主的に欠席してオンライン授業に参加する…など。
やろうと思えばやれないこともない…はず。
日本の観光業は、年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みといった繁忙期が収入の大半を占めています。
それ以外の『平日』にいかに活況を作るか。
それが大きな課題です。
この記事で訴えているように、Gotoトラベルキャンペーンも、平日と土日で特典に差をつければ良かった。
平日へお客さんを誘導できなければ…結局土日に『密』を生み出すことにもなります。
それでは本末転倒。
せっかくコロナ禍で新しい価値観を生み出すチャンスなのです!
働き方改革と合わせて、『平日に旅行に行ける社会』を作っていけたら良いな…と思っています。
次週はこちら
先週はこちら