こんにちは!旅人サイファです!
今回は夏に行きたい!
四万十川。
実はこの名前が正式に名付けられたのは1994年!
極々最近の話なんです!
それまでの正式名称は『渡川(わたりがわ)』!
別名として『四万十川』という呼ばれていたのです!
『四万十』の語源は数多く(四万十もの流れ)だとか、アイヌ語の非常に美しい(シ・マムト)など諸説あるようです。
四国の中央部、高知県西部から河口まで続く、全長196キロの四国一の大河。
このブログでもたびたび紹介している日本最後の清流です。
狭い谷間を蛇行しながら縫うように走る四万十川。
この川は大雨が降ると容易に増水します。
増水して暴れる四万十川はその表情を一変させます。
山の木々などを押し流す濁流!
その濁流を受け流す生活の知恵として…欄干のない、増水時には水面下に沈んでしまう沈下橋が生まれました。
すべて対岸の集落と行き来する大切な生活道路です。
周囲の風景もひとつひとつ違うため、それぞれ味があって美しい!
ですが、48本全てを巡るのは至難の技!
そこで旅人サイファおすすめ!
特に美しい沈下橋を4選してご紹介します!
① 佐田沈下橋
数ある沈下橋の中でも最も有名なのがこちら。
最も下流域にあるため、四万十川の川幅も広く、比例して橋も最も長い。
中村の市街地からも近いため、最も行きやすい沈下橋でもあります。
広々とした駐車場も完備されているのでアクセス◎
② 高瀬沈下橋
下流域のため川幅も広い。
こちらは観光客も少ないうえ少々奥まっているため雰囲気抜群!
通る車も少ないので、車で走り抜けるにはこちらがおすすめ!
③ 長生沈下橋
このあたりから中流域。
ゆったりとした流れとは違い、カーブのすぐそばのため流れを感じやすいところです。橋の正面に集落も見えるため、民家と川と橋の調和が実感できるスポットです!
こちらも国道からすぐなのでアクセス○
④ 一斗俵沈下橋
四万十川にかかる48本の沈下橋のうち、現在に残る最古の橋がこちら!
登録有形文化財にしていされています。
現在は老朽化のため車の通行は禁止!
最も素朴で味わい深い沈下橋です。
いかがでしたか?
夏場になると、地元の子供たちはここから飛び込んで川遊びもしているみたい!
しかし深すぎたり浅すぎたりもありますから、一見さんはなるべく控えてくださいね!
以上、夏に行きたい!高知県四万十川の沈下橋巡りガイドでした!
絶景100選にも選出!