チキン南蛮の発祥店のひとつ!『おぐら本店』で元祖の味を堪能!

《宮崎名物グルメのチキン南蛮の発祥店を実食レポートします!》
筆者紹介
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旅人サイファ実績
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チキン南蛮の歴史

宮崎グルメの代表格が…「チキン南蛮」ですよね!
この発祥については、主に二つの店が「元祖」または「発祥」として言及され、それぞれが異なる特徴を持っています。
なおどちらの店主も、かつて宮崎県延岡市にあった洋食店「ロンドン」で修行を積んでおり、そこで出されていた「鶏の唐揚げ甘酢漬け」というまかない料理が、チキン南蛮のルーツとされています。
発祥店舗のひとつとされているのが、延岡市にある「お食事の店 直ちゃん」です。
このお店の「チキン南蛮」はタルタルソースを使わないスタイルの元祖として知られています。衣を付けた鶏肉を揚げ、秘伝の甘酢ダレにさっと漬け込んだシンプルなものです。
そしてもうひとつが…今回お邪魔した宮崎市にある『おぐら本店』!
現在、全国的に最も一般的なスタイルである、タルタルソースをたっぷりとかけるチキン南蛮を開発した店です。鶏のむね肉を使用し、甘酢に漬けた後、自家製で濃厚なタルタルソースを豪快にかけていただくのが特徴!
タルタルソースをかけるアイデアは、「もったいない」という思いから鶏肉のムネ肉をジューシーでおいしく、ご飯に合うように工夫する中で生まれたと言われています。
「おぐら本店」がこのスタイルを広めたことで、チキン南蛮といえば「タルタルソースがかかっている」というイメージが定着しました。
『おぐら本店』の実食レポート!

宮崎のご当地グルメ「チキン南蛮」の発祥店舗のひとつとされる『おぐら本店』へとやって来ました。宮崎市の中心部からすぐのところにあるのでアクセスは良好ですね。
表通りから一本入ると…レンガ造りに赤白ラインの目立つ店舗が見えてきます。可愛らしい外装ですね!

入り口には営業中の文字が。やった!まだ空いてるー!

この日は週末でしたが…閉店間際だったこともあり、ほとんど待たずに入店できました。おひとり様利用も多いのでしようね。カウンター席も豊富に用意されています。
ここ『おぐら本店』にきたら…やっぱり「チキン南蛮」でしょ!
メニュー
その他にもカツカレーやハヤシライスもラインナップされていました。町の洋食屋さんスタイルなんでしょうね。
こかは迷わずに「おぐらのチキン南蛮」をオーダーします。

オーダーしてから10分かからず…運ばれてきましたよ!これが元祖のお店でいただく「チキン南蛮」!
うわ!すご!このタルタルソースのボリューム!これは他店では出せないですねー!
付け合わせは、キャベツサラダとナポリタン。このナポリタンもまた美味しい!白ご飯に載せてぱくぱくいただいちゃいました。
さて…本命の「チキン南蛮」をひとくち。
あー!違うわ!東京で食べる「チキン南蛮似」のものとはまったく違う!
まず感じるのが、南蛮酢がしっかり効いていること。東京の「チキン南蛮似」のものは、揚げたチキンにタルタルソースだけのものがほとんど。やっぱり本場の味は南蛮酢にしっかり付けられているのがポイントですね!
酢漬けとはいえ…そもそもがサクっと揚げられてあるので、ガリっとした食感は生きてます。
そしてタルタルソースの旨味がすごい!これ…タルタルソースオンリーでも白ご飯いけちゃいますよ(笑)
あっという間に完食しました!ごちそうさまでしたー!
『おぐら本店』へのアクセス/駐車場

『おぐら本店』は、宮崎市のメインストリートである橘通りから一本入った路地に店舗を構えています。宮崎駅からは徒歩10分ほど。
お車の場合も、宮崎ICから10分ほどですが、繁華街のど真ん中のため車でのアクセスはあまりおすすめしません。駐車場もないため、周辺のコインパーキング利用になります。
【東九州大分宮崎旅行記】2日目。この日の夕食はチキン南蛮を発祥店舗でいただきました。次回は宮崎の誇るもうひとつのB級グルメ発祥店舗をレポートします!お楽しみに!
『おぐら本店』の基本情報
アクセス
宮崎自動車道 宮崎ICより10分
営業時間
11:00-15:00
17:00-20:30
定休日
毎週火曜日(※祝日の場合は翌日)
第1・3水曜日
駐車場
なし
周辺コインパーキング利用
アドレス
宮崎県宮崎市橘通東3-4-24
0985-22-2296