『水沢観音』の創建は聖徳太子の時代から!
群馬県渋川市、榛名山の中腹にある『水沢観音』は1300年の歴史を持つ古刹!
筆者紹介
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こちらの記事は【新潟群馬スキー&温泉旅行記】よりお届けしています。
『水沢観音』の歴史
水沢観音は、およそ1300年前、推古天皇の時代に、高麗の高僧によって作られたとされる古刹です。正式名称は「五徳山 水沢寺」といい、推古天皇自ら名付けたと伝わっています。かつては上野国(現在の群馬県)へ派遣された国司の菩提寺にもなっていたそうで、当時から高名だったようですね。
現在の社殿は、江戸時代に徳川幕府の命によって建築されたものです。その後、幕府の祈願所にもなっていたそうで、そのご縁か、本堂には大きな三つ葉葵の紋を見ることができます。
『水沢観音』の見どころ
赤い本堂の美しい水沢観音は、名湯として知られる伊香保温泉からも近いため、週末には多くの参拝客で賑わっています。境内はそれほど広くはありませんので、一通り参拝なさるだけでしたら30分~45分程度で充分見てまわることができます。
ご本尊は本堂に安置されている十一面観世音菩薩像で、上野国の国司の娘・伊香保姫のご持仏だったとか!ここは鎌倉時代に板東三十三観音霊場のひとつともされ、多くのさんぱいで賑わったそうです。
境内で最も目を引くのが「六角堂」です。その名の通り六角形をしたお堂ですが…その内部が面白い。
この内部1階部分は経典が納められ、この土台が回転するように作られているのです。これを左回りに3周すると…長い長い経典を読破したのと同じ徳を得られるというありがたいもの!え。ホント?
本堂近くに立つ大きな杉は、「水沢の観音杉」とも呼ばれる霊木です。この杉はなんと樹齢700年!鎌倉時代から残る木と考えると…スゴい生命力ですよね。
境内には弁財天さまも祀られています。この山にはガマ(大カエル)の一家が生息しているようで…この境内にはカエルの石像がたくさん!これらに水をかけてやると…願いが叶うとも言われていますのでぜひ!(笑)
水沢観音は、名湯として知られる伊香保温泉から車で10分ほどのところに位置しています。また、門前町には日本三大うどんのひとつとされる「水沢うどん」のお店が軒を連ねていますので、水沢うどん→水沢観音→伊香保温泉と回るのがゴールデンコースになっています。
『水沢観音』へのアクセス/駐車場
水沢観音は、伊香保温泉のある榛名山の中腹に位置しています。伊香保温泉の温泉街からは車で10分ほどの距離になります。
最寄り駅はJR上越線/吾妻線の渋川駅で、こちらからバスでのアクセスになります。また、高崎駅からも路線バスが出ています。
お車の場合も関越自動車道の渋川伊香保ICより30分。境内には大きな無料駐車場が完備されていますのでそちらをご利用ください。
まとめ
群馬県榛名山近くの『水沢観音』は1300年前から続く古刹ですが、変に格式張ったところもなく、参拝も無料ですので、気楽に訪れること賀できるスポットです。境内の、お散歩も気持ち良いので、ぜひ一度訪れてみてください!
【新潟群馬スキー&温泉旅行記】!猿ヶ京温泉のお宿を出てから水沢観音へ立ち寄りました。時間はちょうどお昼ごろ。この後は名物のうどんを食しました!次回のレポートもお楽しみに!
『水沢観音』の基本情報
アクセス
参拝時間
8:00-17:00
定休日
年中無休
参拝料金
無料
駐車場
参拝者用無料駐車場あり
アドレス
0279-72-3619