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【東京】圧巻ライトアップ!『六義園』春の夜間特別鑑賞2023レポート!

六義園』夜間特別鑑賞が見事!

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2023年3月。3年ぶりに開催された『六義園』春の夜間特別鑑賞の拝観レポートです。

筆者紹介

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こちらの記事は【春の都内さんぽ】からお届けしています。

 

 

六義園』夜間特別鑑賞とは?

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東京駒込にある『六義園』は、徳川五代将軍・綱吉の側用人として活躍した柳沢吉保によって作られた大名庭園です。この庭園が作られたのはおよそ300年前。当時とほぼ同じ雰囲気が残る東京を代表する絶景庭園です。

 

2023年3月、期間限定で行われていたのが『春夜の六義園 夜間特別鑑賞』です。庭園の目玉である大きなシダレザクラや庭園内の浮島を神々しく輝かせるライトアップイベントですが、2019年以来4年ぶりに開催されたんです!

 

今回は、そんな美しく彩られた絶景庭園『六義園』の夜間特別鑑賞イベントに参加して参りましたのでレポートします!

 

今回行われた『六義園』夜間特別鑑賞の概要は以下の通り。

開催日

2023年3月23日-29日

開催時間

18:30-21:00

拝観料金

オンライン前売り券 900円

当日券 1100円

限定販売数

オンラインチケット2400枚/日

最大2500枚までの限定

 

開催期間は3/23-29のわずか1週間のみ!しかも1日最大2500枚までの限定販売といいますから…かなりレアなプラチナチケットになっていました。

 

今回は、そんなイベントの初日!3/23の特別鑑賞へと参加して参りました。

 

ただし…2023年は例年以上に気温が高まるのが早く、桜の開花宣言が異常とも言えるほど早かった年です。本来ならば、ちょうど見頃を迎えるはずのシダレザクラも、初日の3/23の時点で満開過ぎという異常事態!恐らく期間後半に見学なさった方は、すでに葉桜となったシダレザクラになっていたことでしょう…。

 

六義園』夜間特別鑑賞の見どころ

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2023年の『六義園』夜間特別鑑賞は、なかなか興味深い演出が取られていました。

日中の通常拝観の際は、正門を入ってすぐにシダレザクラの巨木があり、それを鑑賞してからお庭へ向かう…という拝観順路になっています。しかし夜間特別鑑賞の際は、入り口からして、本来裏門である「染井門」から入場になります。


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オンラインチケットを提示して中に入ります。18:30という夕方早い時間ではありますが、庭園内は真っ暗!暗い森の中を順路に沿って進みます。

 

このあたり、映画と同じような演出が取られているのかもしれません。まずスタートで暗い空間を進ませることによって、ゲストの目を暗闇に順応させる…そして、進む先々で突如現れるライトアップ演出!こうすることによって「暗と明」のコントラストをより強く印象付けることができるのでしょう。


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順路を進むと…目の前に光に包まれた池が見えて来ます。雰囲気はまるでモネの描く「睡蓮」の世界観!しかしこれ…水は一切ありません。光と影だけでこの風景を演出しているんです!スゴくないですか?


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一部はスモークが焚かれ…これに光が当てられることによって幻想的な雰囲気が作られているエリアもあります。立体感のある演出で、まるで異世界に迷い込んだかのような雰囲気に包まれます。

 

このあたりで、もう既に方向感覚は狂わされています。頼りになるのは順路表示と足下を照らすわずかな照明だけ。自分が今どちら側を向いて歩いているのか…全く分からなくなっています。


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と、混乱している最中、突如現れるこの風景!いつの間にか池の縁にまで誘われており、一気に視界が広がります。これまで真っ暗な森の中を歩かされて来たからこそ、明るく開放的な風景に驚かされます。


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池に沿って進むと、美しくライトアップされた中の島を望むことができます。湖面が穏やかであればご覧の通り!見事なリフレクションの風景を楽しむことができます!なんと幻想的な水鏡!


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中央の池を大きく回り込んで、この門をくぐると…いよいよクライマックスです。


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目の前広がるシダレザクラの巨木!まるでクジャクか羽を大きく広げたようにも見える見事な桜!垂れた枝の先の方は葉っぱが目立つようになってきていますが…それでもこの美しさ!

 

このシダレザクラは、樹齢およそ70年とそれほどの老木ではありません。しかしまるで何百年もそこに咲いていたかのような圧倒的な存在感!東京を代表する庭園『六義園』の象徴として、今もその美しい姿を見せてくれています。


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シダレザクラのすぐ隣の蔵には、プロジェクションマッピングで描かれた桜の映像!こちらも見ごたえのある美しい内容でした!


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夜間特別鑑賞コースの出口は正門からになります。美しいシダレザクラのライトアップに心引かれながら…『六義園』を後にしました!

 

六義園』へのアクセス/駐車場

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六義園』の最寄り駅はJR山手線や東京メトロ南北線駒込駅になります。通常の日中拝観の場合は、駒込駅とは反対側にある正門からの入場になりますが、夜間特別拝観の場合のみ、駒込駅に近い染井門からの入場になります。

 

この日は「夜間特別鑑賞」の初日で、開門前18:00の時点で染井門から六義園の壁沿いに入場待ちの行列ができていました。

 

染井門は駒込駅からも近いので、徒歩5分かからずに到着できる場所にあります。(正門までは徒歩10分ほどかかります)

 

お車の場合は、東京駅から15~30分ほど。六義園に専用駐車場はありませんので、周辺のコインパーキングを利用なさってください。

 

まとめ

例年、春の桜時期と秋の紅葉時期のみ開催される『六義園』夜間特別鑑賞。特に春のシダレザクラが満開になった時の姿は圧巻です。ここ数年、コロナ禍のために開催されていなかったライトアップイベント。次回チャンスがあれば、ぜひ訪れてみてください!

 

六義園』夜間特別鑑賞の基本情報

アクセス

JR山手線ほか 駒込駅より徒歩5分

 

夜間特別鑑賞時間(2023年)

18:30-21:00

 

開催日(2023年春)

3/23-3~/29

 

拝観料金(2023年春)

オンライン前売り券 900円

窓口当日券 1100円

※1日合計2500枚までの限定販売

小学生以下 無料

 

駐車場

なし 周辺コインパーキング利用

 

アドレス

東京都文京区本駒込6-16-3

03-3941-2222