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週末雑感 R5.3.26 「越後湯沢」で思うこと

こんにちは!旅人サイファです。

 

毎週日曜日は、その時に起こっていることをリアルタイム投稿する、毎週恒例の『週末雑感』をお届けします!

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筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

 

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本日の「週末雑感」は新潟県の越後湯沢からお届けしています。

 

我が家はだいたい年に1回はスキー旅行をしているんですが、大抵が3月後半~春休みになっちゃうんですよね。本当はゲレンデコンディションの良い1月2月に来たいんですが、1月は年末年始に旅行してしまうので難しい、2月は連休が少なくて難しい…と例年どうしても3月になってしまうんです。子供が小学校に上がるとなかなか日程取れませんよね。

 

と、言うことで今年は越後湯沢にスキー旅行に来ております。

 

が。

 

やはり今年は春が来るのが早すぎますね。気温は10℃近くあり、降ってくるのは雪ではなく雨。仕方ないとはいえ、雪質はなかなか厳しいところです。

 

昨日は、越後湯沢エリアでは遅くまで雪の残る「かぐらスキー場」で滑ってきましたが、さすがにここまで標高が上がると、まだ真冬の世界が残っていました。

 

さて、今回かぐらスキー場から上越国境(新潟群馬県境)の山々を眺めてきましたが…やはりここは「県境」よりも「国境」という方がしっくり来ます。

 

現在、上越新幹線関越自動車道における、新潟県の玄関口になっているのが「越後湯沢」です。ここ「越後湯沢」、現在でこそ、東京から2時間ほどで来れるリゾート地になっていますが…この感覚、一昔前には考えられないものでした。

 

新幹線や高速道路が開通する前の「越後湯沢」はまさに「越後のどん詰まり」。何せ冬季は、唯一の交通路である三国街道(現在の国道17号線)すらも雪で閉ざされ、これ以上進めない、どこにも行けない「行き止まりの土地」なのですから!

 

筆者は、兼ねてから新潟県は「甲信越地方」ではなく「北陸地方」だと考えていますが、その最大の理由がこの「越後湯沢」と「上越国境」です。

 

かつて、越後国(新潟県)から東京(関東)へ行くには、鉄道もなく、まともな国道すらありませんでした。上越線の開通は他に遅れること昭和6年国道17号線が車で行き来出来るようになったのは昭和34年になってからです。車で直接「上越国境」を行き来できるようになるのは戦後すぎてからなんですよ!ごく最近までは、まさに「国境」として峻険な三国山脈が道を閉ざしていたのです!

 

その三国街道の新潟県側のどん詰まりこそが「越後湯沢」でした。国道17号線の開通、上越新幹線の開通、そして関越自動車道の開通。これらによって、初めて「越後湯沢」が、新潟の玄関口/関東への出入口となったのです。

 

つまり、昭和になってからこれらが開通したからこそ…関東への入り口として「越後湯沢」がクローズアップされることになりました。その結果…現在のように、リゾートマンションやホテルが林立する「越後湯沢」へと変貌するのです。

 

多くのスキー場を抱え、一大スノーリゾートと化した現在の「越後湯沢」。かつて新潟県のどん詰まりだったこの地は、昭和になってから関東への出入口として新たな役割を与えられたことで…大きくその姿を変貌させることになったのです。

 

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