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【京都】お稲荷様=キツネじゃない!?鳥居連なる異世界!『伏見稲荷大社』へ参拝!

鳥居連なる異世界への入り口!?『伏見稲荷大社』へ参拝!

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全国に3万社とも言われる稲荷神社の総本山がここ!京都にあります『伏見稲荷大社』です。

筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

旅人サイファ

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こちらは【年末年始京都旅行記】連載からの記事をお届けしています。

 

伏見稲荷大社』の歴史

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伏見稲荷大社』は全国3万社とも言われる稲荷信仰の総本社です。その創建は古く、奈良時代和銅四(711)年に建てられたと伝わりますから…1200年を超える歴史を持っているんですね。

 

元々は京都盆地を治めていた渡来系民族の「秦氏」の氏神さまだったようです。稲荷神=稲の神さま、五穀豊穣の神さまとして篤く尊崇を集めました。

 

初めは稲荷山の峰そのものを崇拝していたものが、やがて農耕の神へと変化し、さらに商売繁盛、家内安全の守護神としても祀られるようになり現在へ至っています。毎年初詣で多くの参拝客を集めており、西日本No.1の初詣客を集める神社としても知られています。

 

ここ『伏見稲荷大社』を本社とする稲荷神社では、狛犬の代わりにおキツネさまが祀られています。境内にもおキツネさまがズラリ!これはなぜでしょうか?

 

実は、多くの方が勘違いされていますが、稲荷神社に祀られている「おキツネさま」は、稲荷神そのものでありません!キツネはあくまでも稲荷神の使いなんです!

 

肉食獣であるキツネは、農耕民族にとって忌むべき害獣であるネズミを食べてくれる、ありがたい存在でもありました。倉庫の米を食い漁る憎きネズミをネズミ退治してくれるキツネは、稲の神さまである稲荷神の使いとして、神と同様に篤く敬われたのです。

 

なお、『伏見稲荷大社』本来の祭神は「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ」という、穀物の神です。※稲荷神と同一視されたのは室町時代以降

 

伏見稲荷大社』へのアクセス/駐車場

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伏見稲荷大社』へは、電車でのアクセスがおすすめです。参拝者用の無料駐車場も作られてはいますが…アクセスする道路も狭く一方通行が続くため、渋滞するとにっちもさっちもいかなくなります。

 

また、境内の無料駐車場はキャパシティも大きくないので、行楽シーズンは朝の段階ですぐに満車になってしまうこともあるのでご注意くださいね。

 

電車の場合は、JR奈良線、または京阪本線でのアクセスが便利です。JRの場合は稲荷駅から徒歩ですぐ、京阪線の場合は伏見稲荷駅から徒歩5分ほどでアクセスできます。


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ちなみに…京阪本線でお越しの方は、ぜひ立ち寄って欲しいところがあります。それが…伏見稲荷駅のトイレ!ご覧のように可愛らしい狐の装飾がされていますので、ぜひチェックしてみてください!

 

伏見稲荷大社』の見どころ!

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伏見稲荷大社』は日本中の稲荷神社の総本社だけあって、全国でもトップクラスの規模を持つ神社です。

 

駅からまっすぐ伸びる参道を進むと社殿が見えてきます。お参りはこちらでどうぞ。赤い社殿が青空に良く映えてますね。こちらは、訪日外国人の人気ランキング第1位!この日もたくさんの外国人観光客さんがいらしてました。


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さて、お参りはこれでおしまい…なんですが、ここ『伏見稲荷大社』最大の見どころはこの先にあります。

 

本殿の裏手にある階段を登ると見えてくるのが…『伏見稲荷大社』を象徴する風景「千本鳥居」です!

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朱塗りの鳥居は、全て全国から奉納されたもの!鳥居の裏側には、奉納者の名前や会社名が書かれているんです。

 

ちなみにこの「千本鳥居」は、稲荷山全体で3000本以上とか!人がくぐることが出来ない小さなものまで含めると10000本を超えるとも言われています。


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いやしかし…これだけ赤い鳥居が連なる風景は圧巻ですね。まさに神の国異世界への入り口という表現がぴったりです。


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ところどころでは、ご覧のようにルートがふた手に別れているところも。もしも間違った方へ進んでしまったら…この世に戻って来れなくなるかもしれませんよ?※混雑時は行きと帰りそれぞれ一方通行になります。


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「千本鳥居」を10分ほど歩いたところにある「奥社奉拝所」には、面白いものが置かれています。それがこの「おもかる石」というものです。


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おもかる石

灯籠の前で願い事を祈念まして石灯籠の空輪(頭)を持ち上げ、その時に感じる重さが、自分が予想していたよりも軽ければ願い事が叶い、重ければより一層の努力が必要とする試し石で「おもかる石」の名で親しまれている。


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ウチの子供たちにもやらせてみましたが…感想は「思ったより軽かった」そうです!願い事…叶いますね(笑)

 

実は、『伏見稲荷大社』の境内は背後に連なる稲荷山全体!全てを回ろうとすると2時間近くトレッキングが必要です。多くの方が、「おもかる石」のある「奥社奉拝所」辺りで引き返してしまいますが、お時間(と体力)ありましたら、ぜひ山頂の奥宮まで歩いてみてください。

 

traveler-cipher.hatenablog.com

※21年秋にも訪れています。紅葉の伏見稲荷大社レポートはこちらから!

 

今回は「千本鳥居」の絶景広がる『伏見稲荷大社』を参拝レポートしました!ここはいつも人がたくさんですので、可能であれば早朝の人が少ないタイミングでいらしてください。誰もいない「千本鳥居」は…もう本当に異世界の入り口ですよ!

 

さて『伏見稲荷大社』の参拝を終えた我々一行は京阪本線に乗り込み、次の目的地・宇治を目指します。【年末年始京都旅行記】次回は宇治の絶品スイーツのご紹介!次回もお楽しみに!

 

伏見稲荷大社』の基本情報

アクセス

JR奈良線 稲荷駅より徒歩すぐ

京阪本線 伏見稲荷駅より徒歩5分

名神高速道路 京都南ICより20分

 

参拝時間

24時間自由

 

定休日

年中無休

 

参拝料金

無料

 

駐車場

参拝者用無料駐車場あり

 

アドレス

京都府京都市伏見区深草薮之内町68

075-641-7331