『秩父華厳の滝』は知る人ぞ知る景勝地！
華厳の滝が秩父にもある！？本家よりはスケールは小さいけれど、美しい滝がここにはありました。
筆者紹介
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『秩父華厳の滝』とは？
『華厳の滝』と言えば…日本三名瀑のひとつ、日光華厳の滝が有名ですよね。中禅寺湖から流れ落ちる一条の滝は圧巻です。
しかし…！ここ秩父にも『華厳の滝』があるのをご存知でしたか？
そもそも、華厳の滝の「華厳」って何だかご存知ですか？実はこれ、仏教のお経の名前なんです。
この「華厳経」、元々はサンスクリット語で書かれた経典で、正式名称は「台方広仏華厳経」と言うそうです。日光の「華厳の滝」は、その滝壺に響く爆音が「華厳経」のお経のように聞こえた…という逸話から名付けられたと言います。
ここ『秩父華厳の滝』の名称の由来は定かではありませんが…本家日光の「華厳の滝」になぞらえて命名されたのか、もしくは、この滝の滝音からも華厳経が聞こえてきたか、いずれかではないでしょうか。
『秩父華厳の滝』へのアクセス/駐車場
『秩父華厳の滝』は、秩父市街の北方、皆野町の山中にあります。
路線バスもあるにはありますが、本数はごくわずか。正直、あまり使いやすいものではありませんので、お車もしくはタクシー利用がおすすめです。
『秩父華厳の滝』の遊歩道入口には、20台近く駐車できる無料駐車場がありますので、そちらにとめて散策なさってください。
『秩父華厳の滝』の見どころ
『秩父華厳の滝』へは、駐車場のすぐお向かいから散策路が延びています。この日はお休みでしたが、散策入口にはお茶屋さんもあるので、散策後にひと休みしても良さそうですね。
登り口は急な坂になっていますのでお気を付けてお進みください。滝まではおよそ50mくらいしかありませんが、途中道が悪い場所もありますのでご注意を！少し歩くと…前方から水音が聞こえてきます。
歩きはじめて5分足らずで『秩父華厳の滝』に到着します。こぢんまりとした可愛い滝ですね！しかし、何と言っても滝壺の池が美しい！ものすごい透明度です。
晩秋のため落ち葉が目立ちますが、それは仕方ないところ。ちょうど光が入った瞬間で、池の底までくっきりです。浅く見えますが…1.5mくらいはありそう。落ちないように気を付けてくださいね。
滝の上部まで続く散策路を進むと…こんな不動明王が鎮座しています。手作り感のある大仏像さん…どことなく可愛く見えますね(笑)
人気の「天空の楽校」までもすぐ！
ちなみにここ『秩父華厳の滝』へ繋がる道路をさらに山の頂上へ走らせると…知る人ぞ知るグルメスポットにたどり着きます。それが「天空の楽校」という、廃校を利用したレストラン！
ここの名物は「天空のちまき」。アツアツに蒸したちまきは、テレビでも度々紹介される人気商品！この日は、ご覧の通り長蛇の列でした！ものすごい山奥なのに…すごい人！
「天空の楽校」とはよく名付けたもので、その標高はなんと550m！テラスからの眺めは素晴らしいのひとこと！しかしよくこんなところに学校作ったな…。内部は学校の建物をそのまま改修して使っているそうですよ！
テレビで紹介されていることもあり、休日は大人気で行列ができています。もし行かれる方は、早めのお時間がおすすめですよー。
知る人ぞ知る秩父の隠れた名所『秩父華厳の滝』と『天空の楽校』。ぜひ天気の良い日にふらっと訪れてみてください！気持ち良いですよ！
『秩父華厳の滝』の基本情報
アクセス
関越自動車道 花園ICより皆野寄居バイパス経由30分
営業時間
24時間立ち入り自由
定休日
年中無休
入場料金
無料
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
