こんにちは!旅人サイファです。
毎週日曜日は、その時に起こっていることをリアルタイム投稿する、毎週恒例の『週末雑感』をお届けします!
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
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早いものでもう1月も終わりますね。我が家は毎年、年末年始を旅行先で過ごすので、1月半ば~後半は自宅で比較的ゆっくりしていることが多いです。
特に今年の冬は寒波の影響が大きいですよね。東京でも-3℃を記録したり、関西地方でも大雪で電車が動けなくなったり。
先日の大雪で、JR京都線が立ち往生した件は、本当に悲惨でした。通勤電車で車内はほぼ満員。にも関わらず、最大10時間も車内に閉じ込められるケースもあったとかで…もう拷問レベルの苦痛だったことでしょう。本当に気の毒です。
これ、JR西日本の対応が問題視されていますけど、政府や法整備が不充分なのではないかと思うのですよね。
日本人は概して真面目すぎます。例え電車が動いて無かろうと、必死になって通勤通学しようとしますもんね。死ぬ気で頑張って会社や学校へ向かったところで、今回のように電車が立ち往生して車内に閉じ込められるとか…もう目も当てられない。
これ、きちんと法整備した方が良いと思うんです。日本人の「真面目すぎる」特性と「自分で判断できない」特性を考えたら、これは急務ですよ。
従業員は上司から
上司は経営者から
経営者は行政から
上から「天候が危険なので会社をお休み(早帰り)にしてください」と言われないと、誰も休業を判断しようとしません。
今回のように、予め「数十年に一度の寒波」がやって来ると言われるような状況でしたら、はじめから「休業」を判断すべき。
しかし日本では、個人が勝手に休業を判断することは許されません。必ず上長や行政からの指示を仰がなければいけない…という空気になっています。
こういう特性を持つ日本人だからこそ、例えば政府から直接「指示」ができる制度を作るべきだと思うのです。今は「政府からのお願い」ベースしかできていませんよね。
今回のような寒波も、「災害」のひとつだと思うんです。「不要不急の外出を避けて!」なんていうお願いベースでは、なんの効果も無いことを、昨今のコロナ禍で学んだはずじゃないですか。それに、オンライン授業やオンライン業務でも、ある程度は業務を賄えることも学んだはずじゃないですか。
で、あれば「お願いベース」ではなく、政府からの正式通達として「本日は臨時休日(祝日扱い)とする」なりを設定できる法整備をすべきでしょう。
企業や学校の中には「電車が止まっていたらお休み」と設定しているところも多くあります。しかし、これおかしな話じゃないですか?
なぜ「臨時休業」や「臨時休校」の判断を、民間企業である鉄道会社の判断に任せているの?
ちなみに、鉄道会社の判断基準ですらも、気象庁の予報値で運休を決めているらしいですよ?従業員→上司→経営者→行政と、判断を丸投げする構図と何も変わらないじゃないですか。
日本人とは、こういう人種なんです。だからこそ、政府や行政が責任を持って、「人命最優先のため休日にする」と通達すべきだと思うのです。そのための法整備をすべきだと思うのです。
コロナ禍で学んだことのもうひとつ。「1日2日くらい休んでも社会経済は死なない」ということ。それよりも、優先すべきは人命や健康だと思うのです。
ただ…「1日休んだら生活収入が成り立たない」という個人や企業ももちろんいらっしゃるとは思います。しかしそもそもそれって、1日休んだことで成り立たなくなる方への社会保障が不足しているってことではないですか?
防衛費だ…電気代高騰対策だ…増税を訴える前に、目の前にある国民の生活を整えて欲しいものです。限りある税金の使い道を、もっと厳しい目で見張る必要があるんじゃないですかね?
死者や重傷者が出なかったことは不幸中の幸いでした。しかし、今回のような悲劇を繰り返さないためにも「災害時に政府が臨時休日を設定できる」法整備をすべきだと、筆者は考えます。
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