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【栃木】那須温泉の象徴『那須温泉神社』は那須開発の祖!

那須温泉神社』は那須開発の祖!温泉の神を祀る神社!

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栃木県北部、那須岳の中腹に湧くのが「那須温泉」です。そんな温泉の神を祀るこの地こそ、高原リゾートとして賑わう那須開発の始まりの地とも言える場所なんです!

 

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この記事は【秋の那須温泉&岳温泉旅行記】よりシリーズでお届けしております。

 

 

那須温泉神社』の歴史

 

延喜式内 温泉神社

第34代舒明天皇の御代(630年)、狩野三郎行広、矢傷の白鹿を追って山中に迷い込み神の御教により温泉を発見して神社を創建、温泉の神を祀り崇敬の誠を尽くした。狩野三郎行広は後年、那須温泉開発の祖として見立神社祭神として祀られる。

 

正倉院文書延喜式神明帳記載(927年)によると。温泉名を冠する神社は10社を数える。上代より当温泉神社の霊験は国内に名高く、聖武天皇天平10(738)年には、都より貴人が那須に湯治に下ったことが載せられている。従って神位次第に高まり清和貞観11(864)年には、従四位勲五等が送られている。

 

文治元(1185)年、那須与一宗隆、源平合戦屋島の戦に温泉神社を祈願し見事扇の的を射、名声を轟かせ後一門を挙げて厚く崇敬した。

ここ『那須温泉神社』の建つ辺りは、那須温泉の源泉地帯!この地に温泉が湧いていることを発見し、その神威をお祀りしたことこそが、現在の関東屈指のリゾート地「那須」の源となっているんですね。

 

「与一の弓」で有名な那須与一も、ここ『那須温泉神社』へ厚く参詣していたとも伝わっています。

 

那須温泉神社』へのアクセス/駐車場

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那須温泉神社』は、那須のシンボル・那須岳の中腹に位置しています。近くに電車は通っていないので、アクセスは車かタクシー、路線バスになります。

 

一番のおすすめはお車でのアクセスです。東北自動車道那須ICからおよそ25分ほど。那須岳に向かう坂道を登っていくと白い鳥居が見えてきます。鳥居の向かい側に参拝者用駐車場が整備されているので、ぜひそちらをご利用ください。駐車場料金は無料です。

 

路線バスの場合は、東北新幹線那須塩原駅、もしくはJR東北本線黒磯駅から路線バスに乗り、「那須温泉」にて下車していただければ徒歩圏内です。

 

足湯「こんばいろの湯」

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駐車場の真正面、鳥居前の広場には足湯施設「こんばいろの湯」があります!おすすめは参拝後の帰り道!境内は少し登りますので、参拝して戻った後に足を癒しても良いでしょう。


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足湯の浴槽は2つありますので、結構な人数で楽しむことができそうです。すぐ近くが那須温泉の源泉地帯ですので、この足湯も天然温泉を使っているようです。ただし、かなり高温でしたのでお子様は注意してください!温度調節用の水道がありますので、熱すぎる時は調節してください。

 

那須温泉神社』の見どころ

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さて『那須温泉神社』の参拝へ向かいましょう!先ほどの「こんばいろの湯」の目の前に、大鳥居がありますのですぐ分かるはずです。鳥居前で一礼していざ境内へ。


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那須温泉神社』の参道は一直線!階段→平地→階段→平地を繰り返して本殿まで続いています。緑の季節は気持ちの良い散歩道になっていますので、ぜひのんびりと歩いてみてくださいな。


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途中、参道の右手には御神木が立っています。「生きる」と名付けられた樹齢800年のミズナラ!800年前というと、西暦でおよそ1200年ごろ。ちょうど那須与一が活躍した時代からここで生き続けているんですね…!


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さて、参道を歩いてようやく本殿たどり着きました。


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本殿のお隣には、前回「殺生石」の記事でご紹介した、九尾の狐をお祀りする「九尾稲荷神社」も建てられています。「殺生石」の封印が壊れた後も、国を亡ぼすような災いが起こっていないのは…このお社のおかげでしょうか?


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ちなみにここ『那須温泉神社』へは、「殺生石園地」とを繋ぐ散策路も整備されています。10分ほど歩いて両所を散策することもできますので、お時間ある方はぜひ歩いてみてください!ぐるっと歩いて、およそ30分ほどの気持ち良い散歩道になっています!

 

【秋の那須温泉&岳温泉旅行記】2日目、那須開発の祖ともいえる『那須温泉神社』は、1400年もの歴史を持つ神社。那須温泉を堪能させていただいた御礼とご挨拶を終えて、次はファミリーにおすすめのスポットへ向かいます。次回もお楽しみに!

 

那須温泉神社』の基本情報

アクセス

東北自動車道 那須ICより30分

東北本線 黒磯駅より路線バス

 

営業時間

24時間参拝自由

 

定休日

年中無休

 

参拝料金

無料

 

駐車場

無料駐車場あり

 

アドレス

栃木県那須郡那須町湯本182

0287-76-2306