こんばんは！旅人サイファです！
本日もNHK大河ドラマ【鎌倉殿の13人】ざっくりコラム最速でをお届けします。
ついに父子の全面対決へ！
執権・北条時政と、その実の息子・北条(江間)義時の間での実権争いが佳境を迎えています。
父・時政は、実権を握る御台所・政子と義時の力の根源である実朝排除のために暗躍します。
彼は、実朝を追放し、自らの婿でもある平賀朝雅を次代の鎌倉殿へと付ける算段。そのために、実力者・三浦義村を味方につけ、実朝の身を拉致するクーデターを企むのです。
だがしかし…このクーデターは、三浦の内通によって露見します。
時政は、悪妻(として描かれている)りくに唆され、実朝を追放することで、鎌倉政権の実権を握る続けることを企みます。
しかしこれは、現状の正統な継承者である、将軍実朝(と政子・義時ライン)への謀反に他なりません。
頼朝の薫陶を色濃く受け継いでいる小四郎義時は…敢えて父を泳がせることで、その息の根を止める覚悟を決めていました。
父・時政の手勢が実朝の身柄を北条屋敷に押し込めるまでを見計らうことで、父・時政の謀反を決定的なものとし、完全討伐する覚悟を決めたのです。
父・時政は、これから起こす自らの行いが、自らの一族を完全に分断させることを理解していました。しかし…彼は、悪妻りくを選んだのです。この行いが、自分か、または子供たちのどちらかを破滅に追いやることになると理解した上で。
父・時政と、その子供たちである政子、義時、美衣、時房。この時点で生き残っていた子供たちと宴を開いたのは、まさに彼らにとって「最期の晩餐」でした。
結局、事前に策が露見していると知らない北条時政は、クーデターを決行します。
最後の最後まで、父がクーデターを回避することを願っていた義時らでしたが…この時点で万事休す。遂に討伐の兵を挙げざるを得ませんでした。
こうして…強大な権力を誇った北条時政は失脚。執権・北条の名跡は…小四郎義時の手元へと落ちることになるのです。
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