こんばんは！旅人サイファです！
本日もNHK大河ドラマ【鎌倉殿の13人】ざっくりコラム最速でをお届けします。
あー！もうあちこちに火種がいっぱい！今回は久しぶりに、誰も死なない平和な回になるかと思ったのに！
正式に三代将軍となった源実朝。しかし…まだ若い彼は、形だけの存在。実質は、御家人たちが取り仕切っていました。
執権となった北条時政は、政治を恣意的に行い、私利私欲を満たす行動が目立つようになります。
例えば訴訟の場で、個人的な付け届けがあった方に有利に取り計らう。比企亡きあとで空白地となった武蔵を、時政自らの懐に入れる…などなど。
特に後者は、武蔵国内に本願地を持つ畠山重忠や足立遠元に動揺を与えます。時政としては、鎌倉の背後を守る重要な土地を安易に御家人に任せる訳にいかないという考えなのかもしれませんが…周囲に納得させるだけの理由も提示しませんでした。
これを受けて…畠山重忠は北条と一戦も辞さずの構えを示すようになります。
また京都では、平賀朝雅と共に将軍実朝の御台所となる女性を迎えに行った、北条時政とりくの子、政範が急死します。この死因は不明ながら…北条の娘婿として、次の執権の座を狙う平賀朝雅と朝廷側が仕組んだ謀殺とも言われています。
また、小四郎義時の身内にも新たな火種が。
比企の乱のあと離縁追放した比奈に代わり、小四郎は二階堂行政からの紹介で新たな妻を娶ることとなりました。
しかしこの女房"のえ"が、また危険な香り…。北条の権勢を盾に、こちらも私利私欲を追う様子を窺わせます。
父が後妻を娶ることに反対し、ひと悶着起こしていた小四郎とその息子・太郎。そんな太郎が、のえの裏面を目撃してしまうことで…北条義時自身にも親子確執の火種が生まれてしまうのです。
この新たに生まれた複数の火種。次回以降…この火種がどのように爆ぜるのか？もう悲劇の匂いしかしません…！
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