旅人サイファのお出かけブログ

R3.5.15 ブログランキングサイト国内旅行ジャンル第1位獲得!旅行プランナー旅人サイファが送る『旅行に行きたくなるブログ』です!ぜひお立ち寄りください♪

京都最古級の日本庭園!?『南禅院』の庭園が見事!

【京都最古級の日本庭園!鎌倉時代から残る『南禅院』の庭園が見事!】

f:id:traveler-cipher:20220818132725j:image

京都東山の麓に広がる古刹「南禅寺」。京都でも有数の規模を誇る大寺院ですね。その南禅寺本坊の周囲には数多くの塔頭寺院が建っています。

 

塔頭寺院とは…?あまり聞きなれない言葉ですよね。

塔頭寺院とは

大きなお寺の中にあって独立した寺院です。元々は、高僧のお墓のことで、その近くに弟子たちが小庵を建てて守っていたのが由来です。年月を経ると共に増加したそれら小庵が、明治以降寺として独立したものを塔頭寺院と言います。

そんな、南禅寺塔頭の中でも、格別な存在なのが今回ご紹介する『南禅院』です。 

 

同じ南禅寺塔頭寺院の「金地院」の参拝レポートはこちら。

 

インクラインから南禅寺f:id:traveler-cipher:20220724054113j:image

こんにちは!47都道府県制覇済み!本業の傍らで全国各地を旅行している旅人サイファです。

今回は新緑の5月に訪れた京都の旅行記【新緑の京都ひとり旅】より、南禅寺界隈の庭園をご紹介しますね!

 

京都市営地下鉄東西線蹴上駅を出ると、すぐ近くにインクライン廃線跡が残されています。ここから南禅寺までは歩いて7.8分。廃線跡を歩くのも気持ち良いものですよ。


f:id:traveler-cipher:20220724054228j:image

南禅寺と言えば…この巨大な楼門!天下の大泥棒・石川五右衛門がこの楼門の上で「あ!絶景かな絶景かな!」と唱えたと言われるスポットです。

 

楼門の奥には参道が伸び、新緑が美しく輝いていますね!楼門越しの額縁新緑をぱちり!

 

水路閣琵琶湖疏水の通り道f:id:traveler-cipher:20220724054254j:image

南禅寺本堂の隣には…まるで古代ローマの遺跡のようなものが聳えています。こちらは「水路閣」というもので、明治時代に作られたレンガ造りの水道橋!


f:id:traveler-cipher:20220724054308j:image

足元に連なるアーチもまた美しいこと!まるで合せ鏡のように…どこまでも続くアーチは異世界の入り口のよう!こういうのちょっとゾクゾクしますね。


f:id:traveler-cipher:20220724054324j:image

ちなみに、ここ水路閣の上に上がれるようになっています。ドゥドゥとかなり勢いよく流れているので誤って転落しないように注意してくださいね(笑)

 

この水は、はるか琵琶湖から山を越えてやって来た水。この琵琶湖疏水のおかげで、古の都・京都の今があるとも言われています。

 

 

『南禅院』は南禅寺の起源の地!!

f:id:traveler-cipher:20220724054347j:image

水路閣の背後の石段を登ると『南禅院』が見えてきます。ここは、鎌倉時代中期の天皇亀山天皇」の作った離宮の跡地です。帝位を譲った亀山天皇はこの地で出家し、「禅林禅寺」という寺院として整備します。

 

やがて時代は下り…禅林禅寺は規模を拡大し「南禅寺」と改名します。この時、発祥の地であった場所は『南禅院』として南禅寺塔頭寺院として存続します。

つまり、ここ『南禅院』は、現在は広大な敷地に広がる南禅寺の起源の地とも言えるのです。

 

『南禅院』境内の様子

f:id:traveler-cipher:20220724054407j:image

受付で拝観を手続きを済ませると…境内へ誘われます。まず、入ってすぐのところにある方丈へ。

ここがまた美しかった!広い方丈の反対側が新緑で見事に輝いています!ほのかに床にも緑が映りこんでいますね!


f:id:traveler-cipher:20220724054430j:image

方丈の真正面に広がるのが「方丈前庭」です。正面は東山へ続く急峻な斜面。ここに新緑輝く樹木が見事なスクリーンとなっています。やはり初夏の京都は美しい…!

 

曹源池の異世界感は別格!

f:id:traveler-cipher:20220724054444j:image

方丈前庭から裏手に回ると「曹源池」と呼ばれる庭園が広がっています。こちらこそが、京都で最古とも言われる鎌倉時代から残る庭園です。中央に心字池を置いた「池泉回遊式」の庭園ですね。

 

ちょうど光が差し込んで…池端の木々が水面に映りこんでいるのが分かりますか?なんという幻想的な風景!


f:id:traveler-cipher:20220724054526j:image

奥から方丈を振り返ってみると…もうそこは山奥に足を踏み入れたかのような錯覚に陥ります。まさに深山幽谷の世界!この没入感こそ、日本庭園の醍醐味ですね!


f:id:traveler-cipher:20220724054542j:image

ちなみにこれ…中央に見えるもの分かります?春から初夏に見られるこちらの風物詩!モリアオガエルの卵です。こんなに何個もあるとは驚きです。それだけ環境が良い証拠なんでしょうね!

 

京都最古の庭園とも?

ちなみに、ここ『南禅院』の庭園は、日本庭園の元祖「夢窓疎石」によって作られた庭園とされています。資料によっては、「京都最古の庭園」とか「京都唯一の鎌倉時代の庭園」だとも言われています。

 

筆者も調べてみましたが…京都最古と言えば、神泉苑の方が古そう(原型は平安時代)ですし、京都で唯一鎌倉時代の庭園というのも、裏は取れませんでした。

 

しかしながら!そんなバックグラウンドはひとまず置いても、ここ『南禅院』の庭園の素晴らしさに傷はつきません!古くから、京都の三名勝史跡庭園のひとつとも言われているのも頷けます。

 

京都三名勝史跡庭園

『南禅院』は、観光客でごった返すこともない穴場ですので、ぜひ南禅寺界隈の庭園巡りとセットで訪れてみてください!

 

なお、合わせて立ち寄るならおすすめは「無鄰菴」です。2年前に訪れたレポートがありますので、そちらも合わせてどうぞ!

南禅寺から徒歩圏内ですが、こちらは事前予約制なのでお気を付けて!

 

南禅院

アクセス

京都市営地下鉄東西線 蹴上駅より徒歩10分

 

営業時間

8:40-17:00

冬季は16:30まで

 

定休日

12/28-31

 

拝観料金

大人400円 高校生350円 小中学生250円

 

駐車場

なし 南禅寺駐車場ほか周辺コインパーキング利用

 

アドレス

京都府京都市左京区南禅寺風呂山町86-5

075-771-0365

 

前回です