旅人サイファのお出かけブログ

R3.5.15 ブログランキングサイト国内旅行ジャンル第1位獲得!旅行プランナー旅人サイファが送る『旅行に行きたくなるブログ』です!ぜひお立ち寄りください♪

スクロールして項目をお選びください!

週末雑感 R4.7.10 「白票」に意味を!本日は参議院選挙投票日!

こんにちは!旅人サイファです。

日曜日は、その時に起こっていることをリアルタイム投稿する、毎週恒例の『週末雑感』です。

f:id:traveler-cipher:20201104085205j:image

いやはや…まさか現代の日本でこんなことが起こるとは。

 

参議院選挙の期間中に起きた、安倍元首相殺害事件。背後関係はまだ分からないことが多いようですが、海外では既に「暗殺」として報道されているところもあるようです。

 

元首相の暗殺というと、思い浮かぶのは初代内閣総理大臣伊藤博文でしょうか。

 

彼は、1909年、訪問先の満州ハルビン市にて韓国人活動家によって暗殺されています。

 

当時は、日露戦争終戦した4年後。日本政府によって保護国とされていた韓国を正式に併合するのが、この暗殺事件の翌年です。

 

伊藤博文韓国併合反対派でしたが、この暗殺事件を機に情勢は転換。1910年に日韓併合条約が交わされ、大韓帝国(当時)は消滅、1945年の第2次大戦終結まで日本統治下に置かれることになります。(※これを日本領土とするか日本の植民地とするかは意見が分かれます)

 

安倍元首相は、憲政史上最も長く内閣総理大臣を務めた人物でもあります。ちなみに安倍氏に抜かれるまでは、当の伊藤博文が歴代最長でした。

 

伊藤博文が、その死後、美化英雄視されたように、安倍元首相もそう見られる可能性はあります。様々な疑惑が付いて回った人物であり、現在も賛否両論あるようですが…国際社会の中で果たした役割も大きかったと思います。

 

参議院選挙後、その結果次第での動きになるかとは思いますが、安倍元首相も「国葬」としてセレモニーが行われるかもしれません。

 

かつて伊藤博文の死が、山県有朋軍閥派拡大の転機になったように、安倍元首相の死は後世にどんな影響を及ぼすでしょうか…。

 

さて、折しも本日は参議院選挙の投票日。この選挙結果が、今後の日本を大きく動かすことになるかもしれません。

 

その参議院選挙。投票率はどれくらいになりますでしょうか。毎回選挙の度に、若者層の投票率の低下が問題視されています。

 

かつて明治大正のころ、先人たちが必死に戦い勝ち取ってきた普通選挙権。彼らは、現状の投票率の低さをどう思っているでしょうかね?

 

過去、国家によって強圧的に支配されてきた民衆。その意見を伝える貴重な場である普通選挙なのですが…。現状で満足しているのか、強圧的に支配されても構わないと思っているのか。近年は投票率の低さが際立っています。

 

投票に行かない彼らの主張のひとつには、「投票先がない」という問題があります。

 

候補者の中に誰一人支持する人物(政党)がいない場合の民意の行き場が無いこと。これは大きな問題だと言えるでしょう。

 

一部には「白票」を入れろという意見もありますが、この「白票」は、残念ながらあまり意味を持たないようです。

 

投票率には数えられますが、この「白票」はあくまでも「無効票」として数えられるに過ぎません。選挙結果からは省かれてしまい、集計には寄与しないようです。

 

筆者は、この「白票」にもっと意味を持たせて欲しいと常々主張していました。

 

わざわざ選挙に行って「白票」を投じることの重大さ。この一票は「全候補者失格」の意識を強く示しています。

 

例えば「白票が全投票率の50%を超えたら、その選挙区の選挙は無効とする」など、「全員NG」「全員落選」となる手段があっても良いのではないでしょうか?

 

ともあれ、安倍元首相の事件もあり、俄然注目を集めている今回の参議院選挙。筆者は既に期日前投票を済ませています。

 

さて、今回の参議院選挙はどのような結果になるか。焦点は「自民党一強の是否」。安倍氏の事件前は、自民党への逆風を強く感じていましたが、流れは変わったかもしれませんね。

 

ともかく今夜。参議院選挙の結果に注目です。

 

結果追記

うーん。

あれだけ騒がれ盛り上がったはずの参議院選挙でしたが、最終的に投票率は52.2%。半数をどうにか超えたとはいえ…国民の半分が選挙権を行使しませんでした。

 

SNS上では、選挙の話題ばかりでしたが…やはりあの世界と現実世界には激しい解離がありますね。

 

結果としては自民党が圧勝でした。民衆が選んだのは「現状維持」。生活への不満や不安はないということでしょうか。

 

この結果を受けて、しばらくは「検討しかしない総理大臣」によって引き続き、日本の舵はとられていくことになります。

 

選挙戦前に大々的に報じられていた「県民割」「全国旅行支援」も、「慎重に様子見」して結局は実施されない可能性が高くなっています。

 

前回です