【伊達政宗騎馬像が見守る仙台随一の観光スポット『仙台城跡』を散策レポート!】
いやあ!素晴らしい眺めですね!ここは杜の都仙台を代表する観光スポット『仙台城跡』です!高石垣から遠くに仙台市街地の町並み!広い仙台平野が実感できますね!
こんにちは!長期休みの度に全国各地を旅している旅人サイファです!
今年の5月連休の旅行記【GW仙台宮城旅行記】から、仙台随一の観光スポット『仙台城跡』の散策レポートをお届けします!
『仙台城跡』は、JR仙台駅の西方、広瀬川によって削られた断崖絶壁の山「青葉山」の上に建てられています。
ところで?ここ『仙台城』は別名『青葉城』と呼ばれることもあります。
しかし、正式名称はあくまで『仙台城』。
- 青葉山にある城だから
- 仙台八崎のひとつ青葉ヶ崎に作られた城だから
- 雅な愛称として使われた
などの説があります。『青葉城』はあくまでも非公式な別称に過ぎないようですね。
アクセス時の注意!駐車場はある?
なお、『仙台城』へのアクセスは、バスかタクシー(マイカー)です。観光シーズン中はここまでの道のりが非常に混雑しますので、ご注意ください。
もしも渋滞が激しいようなら…青葉山の麓にある「仙台市博物館」から徒歩で本丸まで上がるのもおすすめですよ!雄大な高石垣を間近に眺めながら、およそ15分ほどの道のりです。
我々一行は車でしたので一気に駐車場までたどり着きました。
令和4年4月に発生した地震の影響で、一部登山道が通行不可になっていましたので、城山の裏側にある東北大学のキャンパスを通り抜けるような形でのアクセスになりました。
敷地内に有料駐車場がありますが、キャパはそれほど多くないのでご注意を!
仙台城の敷地内施設
駐車場の目の前には、資料館である「青葉城本丸会館」とお土産屋さん、そして「宮城縣護国神社」が建てられています。
「宮城縣護国神社」は、明治維新以降の戦死者戦没者を祀る神社です。仙台城の二の丸の地に、明治37年に「招魂社」として建てられました。
東京の靖国神社の支社的な神社ですね。
ちなみに、伊達政宗や歴代藩主、藩士などはこちらには祀られていません。それもそのはず。伊達藩は幕末に新政府軍に抵抗した「賊軍」とされましたからね。
仙台城の内部にあっても、伊達政宗らとは直接関係の無い神社なんです。
シンボルは伊達政宗像
さて、城内を散策します。『仙台城跡』のシンボルといえば…これ!「伊達政宗の騎馬像」ですよね!
しかし…こちらの像も、先述の4月の地震で傾いてしまったために現在修理中!
囲いで覆われていまして見学できませんでした!残念!
ちなみに「独眼竜」として知られる伊達政宗ですが、この騎馬像をはじめ肖像画なども、全て両目がきちんと描かれています。
実はこれ、政宗本人の遺命!「五体満足で生んでくれた両親への感謝のため」…と、幼少期に失った右目も描くように命じたと伝わっています。
仙台城の歴史
ここ『仙台城跡』は、広瀬川に削られた青葉山の山頂部分に作られた守り堅固な城郭です。山頂部分に本丸と二の丸、一段下がった山麓に三の丸が作られました。
本丸からの眺めはまさに絶景!大都市仙台を一望できる展望スポットにもなっています。
ここから見る夜景も素敵でしょうねー!
本丸に建てられていた御殿などは、全て更地になっています。
二の丸は、かつて藩主が政務を取った施設がならんでいましたが、そちらも建物は全て解体。現在は東北大学のキャンパスになっています。
戦国大名の最終世代ともいえる名将・伊達政宗が作り上げた城郭だけに、ここ『仙台城』の守りは非常に堅固でした。しかし、この圧倒的な防御力を誇った城は…結局一度も戦争に巻き込まれることなく明治維新を迎えます。
明治維新後は、この地には陸軍第二師団が置かれます。そしてその際に、わずかな例外を除いてほぼ全ての建築物が破棄されてしまうのです。
唯一残された壮大な大手門は、戦前に国宝に指定されていました。しかし、その大手門すらも…昭和20年の仙台空襲によって焼失してしまいます。
まさに、強者どもの夢のあと。かつて威容を誇った東北の名城も…今では石垣だけが、当時の姿を留めています。
アクセス
JR東北新幹線ほか 仙台駅より路線バス
仙台市営地下鉄 国際センター駅より徒歩20分
営業時間
入園24時間自由
定休日
年中無休
入場料金
園内散策は無料
青葉城歴史館は大人700円 中高生500円 小学生300円
駐車場
有料駐車場あり
アドレス
022-222-0218
次回です!
前回です!
旅行記一気見できます!