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【鎌倉殿の13人】ざっくりコラム 第24話 頼朝のダークサイド際立つ!範頼と大姫の悲劇!

こんばんは!旅人サイファです!

NHK大河ドラマ【鎌倉殿の13人】ざっくりコラムをお届けします。

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迷走する頼朝。腹心であった弟、源範頼に謀反の疑いをかけ、鎌倉から追放します。範頼は、伊豆修善寺で蟄居生活を送ることになります。

 

そして、頼朝と政子の長女・大姫の悲劇。かつて許嫁として約束していた木曽義仲の嫡男・義高は父に殺され、また今、天皇への入内の話も流れ…わずか20歳という若さでその生涯を終えました。

 

いやしかし…それにしても頼朝という男の猜疑心と我のままに押し通す頑迷さ。彼は、日本初の武家革命という偉業を成し遂げましたが、その数々の非情な行いに、当時も眉をひそめる人が多かったのではないでしょうか。

 

少しでも疑いを持たれたら最後。ヘビの如く執拗にその怨みを温め、平然と処罰する。例えそれが腹心の部下であろうと、血を分けた兄弟であろうと。

 

非情に徹したからこそ、奪えた天下ではありますが、その反面、今後の力になったであろう重要な存在がひとり、またひとりと彼の周囲から姿を消していきます。

 

これまで、幕府を立て武家政権を樹立させた英雄としか描かれなかった源頼朝。その裏側と汚さ、そして情の薄さを、三谷幸喜大泉洋は見事に表現しています。

 

SNSなどで使われる『全部大泉のせい』。

 

これ、このような言葉が出てきたこと自体、三谷大泉の二人はほくそ笑んでいるかもしれませんね。

 

コミカルにかつイヤらしい、新しい頼朝像。彼を悪役主役に据えることで、主人公・北条義時のクリーンさとを見事に対比させています。

 

そして、近づく頼朝の死。定説では、平家の怨霊に祟られ落馬して死ぬということにされている頼朝ですが、今作ではどのようにしてその死を表現するんでしょうね?

 

そして頼朝が死んだ後、その頼朝のダークサイドを引き継ぐのが…北条義時

 

いずれにせよ、明るいハッピーエンドで終わるような予感は皆無です。これから始まる、頼朝亡き後のいわゆる第二章。

 

御曹司・源頼家を盛り立て、ようやく成立した武家政権を守るために、ようやく「鎌倉殿の13人」が、その全貌を明らかにすることになりそうです。

 

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