【青森の夏の風物詩!ねぶた祭りの迫力を通年楽しめる施設『ねぶたの家ワ・ラッセ』が見事!】
こんにちは!全国津々浦々の名所とグルメを巡っている旅人サイファです。
今回は、3月に訪れた【青森県グルメ取材旅行記】から、『ねぶたの家ワ・ラッセ』をご紹介しますね!
『ねぶたの家ワ・ラッセ』は、青森の玄関口青森駅から徒歩1分という、まさに駅前一等地にある施設です。
1階は土産物店、そして実際にねぶたの音曲や躍りを練習するホールになっています。施設見学は左側の大階段から登って2階から。
2階の入り口にあるブースでチケットを購入したら、まずは「ねぶた祭り」とはなんぞや?という歴史学習コーナーからスタート。
現在、青森県には3つの似たようなお祭りがあります。
「ねぶた」なのか?「ねぶた」なのか?実はこれ、定説がありません。今でこそ、「青森=ねぶた」「弘前=ねぷた」と定着しましたが、実はこれ最近のことらしいのです。
そもそもは「ねぶた・ねぷた」は「眠り流し(ねむりながし)」という民俗風習だったと言われています。この風習がやがて、灯籠祭りとして変化し、やがて現在のような巨大化した「ねぶた・ねぷた」に発展したと言われています。
昭和中頃までは、青森でも「ねぷた」と称したり、逆に弘前で「ねぶた」と称したり…その名称は一定していませんでした。
観光ブームが起こった昭和になってから、両市ともに集客目的でアピールをはじめ、いつの間にか「青森のねぶた」「弘前のねぷた」とそれぞれがブランド化していったようなんです。
ちなみに「五所川原の立佞武多」は、一時期まで当地で作られていた巨大ねぷたを、平成8年になってから町おこしのために復活させたもの!比較的新しいものなんですね。
さて、ここ『ねぶたの家ワ・ラッセ』では、毎年8月に行われる「青森ねぶた祭り」で使用されたねぶたが常設展示されています。
初めて見る方は御注意を!その迫力…度肝抜かれますよ!
年々巨大化&ド派手になっていく青森のねぶた!四方八方どこから見ても迫力のある作品ばかり!こんな巨大なものが、毎年夏に青森の町を練り歩くのですから…驚きです!
ちなみにこの時展示されていたのは、例年20台ほど運行されるねぶたのうち、その出来映えが評価された優秀なものばかり!さすがの迫力ですね!ちなみに昨年の最優秀賞を取った作品がこちらです。
『ねぶたの家ワ・ラッセ』では、1日数回、イベントコーナーで演舞が開催されています。
この日は、感染対策のため「囃子」方だけでしたが、通常であればここに「跳人」がたくさん加わって、さながら「青森ねぶた祭り」当日のような盛り上がりとか!
実は、「青森ねぶた祭り」には他の祭りには見られない特色があります。それは…自由参加であること!
「青森ねぶた祭り」を構成するのは、「ねぶた」とそれを引く「ねぶた引き」、そして音楽を奏でる「囃子(はやし)」、そしてねぶたの周りで踊る「跳人(はねと)」です。
このうち「跳人(はねと)」は、なんと一般参加OKなんです!条件は「跳人」の正装をしていことと、各団体の指示に従うことの2点だけ!
ちなみに衣装はレンタルすることも可能ですので、もしも8月の「青森ねぶた祭り」当日に見学される方は、ぜひ観るだけでなく参加してみてください♪事前にここ『ねぶたの家ワラッセ』で見学&練習してから参加するのも良さそうですね!
なかなか、お祭り当日に見学するのが難しい「青森ねぶた祭り」。そのド迫力の雰囲気を常時体感できる『ねぶたの家ワ・ラッセ』!青森駅からもすぐですので、ぜひ立ち寄ってみてください!
見学所要時間およそ30分。演舞見学を合わせると45分ほどみておくと良いかと思います。
ねぶたの家 ワ・ラッセ
アクセス
東北自動車道 青森中央ICより20分
営業時間
夏季9:00-19:00
冬季9:00-18:00
定休日
8/9.10(ねぶた入れ替えのため)
年末年始
入場料金
大人 620円
高校生 460円
小・中学生 260円
駐車場
有料駐車場あり
アドレス
017-752-1311
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