こんにちは!旅人サイファです!
拡大するLCCの盛況を受けて、成田空港がついに本腰を上げました!
成田国際空港、第3ターミナルを拡張 T2からの距離短く、ファストトラベル化推進 - TRAICY(トライシー)
一昔前の成田空港といえば、海外旅行の拠点としてのイメージが強い方も多いと思います。かつて日本発着の海外路線は、そのほとんどが成田空港から発着していましたよね。
しかし、現在の成田空港は、その当時とはちょっと違うイメージが強くなっています。それは「LCCの拠点」としての役割。
長引くコロナ禍の影響をモロに受け、海外路線が縮小の一途をたどっているのに対し、国内格安航空路線LCCは大幅に拡大しています。
成田空港を発着する国内線のうち、LCC路線は2012年には30.3%に過ぎませんでした。
しかし、2019にはその数は倍増、国内線の78.1%がLCC路線という状況になっています。
そんな、首都圏の国内線LCCの拠点となっているのが、成田空港の第3ターミナルです。
これまで、成田空港の第3ターミナルへは、第1第2ターミナルからの巡回バス(5-10分)か、第2ターミナルからのアクセスルートで徒歩15分の道のりを移動しなければなりませんでした。
しかし、この難儀だったアクセスが、今回劇的に改善されたのです!
第2ターミナルと第3ターミナルの間を塞ぐように建っていた貨物ビルを他所に移転させ、新たにターミナルビルを拡張。その結果、約500mあったアクセス通路も300mに短縮され、ターミナル間の移動時間もかなり短縮されました。
2015年にLCC専用ターミナルとしてオープンした第3ターミナル。当初は年間750万人ほどしか取り扱う能力はありませんでした。しかし、今回の改修の結果、年間取り扱い人数は1500万人と倍増!レストランフロアも拡張されるようです。
改修工事を終えた新ターミナルは4/21から共用開始しています。第1第2ターミナルからのアクセスの悪さから、離陸予定時間よりかなり早く到着していなければならなかった成田空港発着のLCC路線。
今回の改修でアクセスルートが改善したことで、よりLCCが使いやすくなりそうですね!また利便性が上がりますね!