こんにちは!旅人サイファです!
本日は神戸の町歩きのおすすめコースをご紹介!様々な顔を持つ、港町神戸の散策記事です。
5泊6日に渡った【年末年始淡路島&小豆島旅行記】も最終日を向かえました。昨日宿泊した「ANAクラウンプラザホテル神戸」をチェックアウトして、神戸の町を歩きます。
今回歩いたコースは、基本的に下りベースですので、体力的にもあまりきつくありません。のんびりダラダラ歩いて、楽しく町歩きできるおすすめコースですよ!
スタートはホテルのある新神戸駅。ここから、少し歩いて北野の異人館街を目指します。
【北野異人館街】
神戸市街地の北方に位置するのが、北野の異人館街です。幕末に外国人に開かれた開港場として指定されたことから、神戸の町は様々な外国文化が入り交じる、独特の町として発展しました。
中でもここ北野界隈は、神戸に駐留する外交官たちがこぞって居住したエリアです。そのため、洋館が立ち並ぶ独特の雰囲気を残す町として人気のエリアになっています。
そもそも、北野という地名の由来はご存知ですか?それがこちら!「北野天満神社」です。北野坂を上り詰めた行き止まりに鎮座しているこの神社こそ、「北野」の地名の発祥なんです!
ご祭神は、学問の神様・菅原道真公。神戸(福原)を拠点に貿易を行っていた、平清盛によって1180年に創建された神社です。
境内からは手前に洋館、遥か遠くに神戸の中心街を見渡す眺望ポイントになっています。目の前の「風見鶏の館」も美しいですね!
【生田神社】
さて、北野から坂を下って三ノ宮まで降りてきました。三ノ宮は神戸最大のターミナルのある繁華街です。ここ「三ノ宮」という地名の由来は、この地に鎮座する「生田神社」から発生しています。一宮二宮三宮というと、律令国にそれぞれ置かれた「一宮制度」による命名かと思われますが、さにあらず!
実は神戸の「三ノ宮」は、この地一帯を社領としていた、『生田神社』の裔社に由来しています。生田神社には、本社の他に一~八のお社(摂社)に囲まれていました。明治時代中期、そのうち、外国人居留地に近い三宮神社の前に電車の駅が作られることになりました。その際に駅名に用いられたのが「三ノ宮駅」。
つまり、『生田神社』そのものが摂津国の三宮(一宮、二宮に次ぐ社格)だった訳ではなく、生田神社の支社ともいえる三宮神社の近くに作られた街だったために、「三ノ宮」と名付けられたという訳ですね!うーん!複雑!
ちなみに、ここ『生田神社』は、兵庫県内でも断トツナンバーワンの初詣客を誇る神社です。この日も境内は大にぎわい!
参拝も一方通行で逆流禁止の措置が取られていました。
三ノ宮から生田神社へ向かう道路も、歩行者天国になっていました。実は歩行者天国初体験の息子、車道の真ん中で躍り狂ってました(笑)
『生田神社』は、実は「神戸」という地名の由来にもなっています。平安時代に、ここ『生田神社』の世話をする家として「神戸(かんべ)44戸」を置いたことが、後に大都市「神戸」の名称になるのです。三ノ宮の駅名といい…神戸はここ『生田神社』があったから発展した町とも言えそうですよね。
【南京町】
生田神社から徒歩15分ほど歩くと日本三大中華街のひとつ南京町へ到着します。
三大中華街のうち残りの2つは横浜と長崎です。どれも港町ですよね。世界各地でチャイニーズタウンを作ってしまう中国人のバイタリティーって、やっぱりすごいです。
南京町は、東西200m、南北110mの狭い範囲に中華料理や物産を取り扱うお店が集まるエリアです。レストランタイプのお店も多いですが、目立つのが屋台タイプの露店売り。
唐揚げや餃子、豚まんからラーメンなどの麺類まで、店ごとに気軽にチョイスして食べられるのが楽しいですね!ひとつひとつもそこまでお値段高く無いので、あっちのお店で豚まん、こっちのお店で担々麺…など、フードコートのように持ち寄って食べ歩きができるのが魅力です。
この日のランチはここ南京町の食べ歩きで済ませてしまいました!
さて!お昼ごはんの後は、新幹線に乗って一路東京へ戻ります。5泊6日の旅行もこれでおしまいです。こちらの【年末年始淡路島&小豆島旅行記】にも、長らくお付き合い頂きましてありがとうございました!
次の旅行記は…3月に行きました青森旅行記です!こちらもお楽しみに!
新幹線からは富士山がきれいに見えていました。天候にも恵まれ、良い旅行になりました!
生田神社
アクセス
阪神高速道路 生田川ランプより5分
開門時間
7:00-17:00
定休日
年中無休
参拝料金
無料
駐車場
参拝社用有料駐車場あり
アドレス
078-321-3851
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