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まさに白鷺が舞う!『姫路城』と初詣に2つの神社へ!【年末年始淡路島&小豆島旅行記】⑲

こんにちは!旅人サイファです!

今回は、日本が誇る世界遺産!『国宝・姫路城』をご紹介します!

【年末年始淡路島&小豆島旅行記】も5日目。小豆島からフェリーでおよそ100分。姫路港に上陸しました。姫路に港があること、あまり知られていませんよね。

姫路港からは、我々が乗ってきた小豆島航路の他にも、家島諸島航路の船が出ています。


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姫路港から姫路の中心地までは車でおよそ30分。この日はお正月1/2のため、渋滞するかな…?とも思いましたがさにあらず。すいすい進んであっという間に姫路城までやってきました。

ばっちり青空!白い天守閣が映えますね!

 

実はここ『姫路城』は駐車場に車をとめてからかなり時間がかかります。

  • 駐車場から大手橋まで およそ10分
  • 大手橋から入城口まで およそ10分
  • 入城口から天守閣まで およそ30分
  • 天守閣内部見学 およそ30分
  • 天守閣から駐車場まで およそ20分

普通にみて回るだけでも1時間40分ほど…写真を撮ったり西ノ丸までゆっくり回ると、所要時間2時間はゆうにかかります。訪れる際は、しっかりと時間を取ってお越しください!


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『姫路城』は、江戸時代から残る、往時の姿そのままの貴重な文化財です。大小の天守閣はもちろん、それを取り囲む櫓郡や城門、塀や石垣や堀など、ほぼ城郭の全てが現存しているという、日本で唯一の城郭です。

 

『姫路城』は、日本が誇る「国宝」であり「世界遺産」でもある、唯一無二の存在。もしも殿様が生活していた御殿まで残っていたら…100%完璧な城郭と言って良いかと思います。


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ちなみにここ『姫路城』は、本来の防御施設としての縄張り(設計)もそのまま!ですので、普通に向かっても天守閣までたどり着けません。

行き止まりや隠しルートなど、まるで迷路のような順路を正確に辿らないとたどり着けないような作りになっています。(※現在は案内板があるので迷わずに行けてしまうのが残念)


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天守閣内部は結構な人混みです。お正月休み中ですし仕方ないですね。フロアが狭くなる4階以上では、混雑緩和のために入れ替え制にしているようでした。

 

現存の城の特徴は急な階段です。天守閣もお城も、本来は防御施設。わざと登りにくい作りにして敵の侵入を阻むようにできています。それにしても…和服でこんな急な階段登るのも大変だったろうなー!


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さて、天守閣から降りたところは本丸広場。ここにはかつて城主が政務をとっていた御殿がありました。現在は建物はなく、広い広場になっています。


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さて、一通り『姫路城』を見学したら、姫路の町を歩いてみましょう!


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まずは、お城のすぐ東側にある『姫路護国神社』へ。この護国神社は、実は全国各地にあります。これを読んでいるあなたの地元にもあるのでは?

 

護国神社の原型は、幕末の長州藩士・高杉晋作の提唱した国家のために命を落とした人々を鎮魂するための施設「招魂社」にあります。

招魂社(しょうこんしゃ)は明治維新前後から、また以降に国家のために殉難した死者を奉祀した各地の神社。日本初の招魂社となる櫻山招魂場(現・櫻山神社)は1864年(元治元年)5月に山口県下関市に築かれ、翌年8月に社殿が完成した。櫻山招魂場は、その後の四境戦争、戊辰戦争戦没者を始め、吉田松陰久坂玄瑞といった倒幕と維新のために尽力した志士を合祀している。

 

この「招魂社」が戦前に名称を変えたものが、全国各地にある「護国神社」です。公式には本社分社の関係にはないとされていますが、性格的には東京の靖国神社と同じです。明治維新から太平洋戦争、そして現代までの間に、国家に尽くして命を落とした英霊たちをお祀しています。


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ここ『姫路護国神社』は、昭和14年に「護国神社指定」された51社のうちのひとつ。当時の官報では、なんと上から5番目に名前が挙げられています。なお、同じ兵庫県内には「神戸護国神社」も列記されていますが、そちらは県東部の戦没者を祀っているようです。

初詣仕様でしょうか。境内には提灯がびっしり!なかなか壮観ですね!


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さて、本殿で初詣のお参りを済ませて、次のスポットへ。


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こちらは『射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)』、一般的には播磨国総社と呼ばれている神社です。ここは兵庫県内でも指折りの初詣スポットです。


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『射楯兵主神社』とは、何とも勇ましいお名前のお社です。その名の通り「射楯大神=五十猛尊」と「兵主大神=大国主尊」をお祀りする、播磨(兵庫県西部)の総氏神さまです。

 

射楯大神=五十猛尊とは、あまり聞きなれない神様ですが、この方はスサノオの息子神です。スサノオに従って高天原から地上世界に降臨しています。

 

林業の神様として敬われており、伝説では、高天原(天上界)から天降りる際に多くの樹木の種を持ってきたと言われています。その際、新羅には種を植えずに全てを九州から本州へ植えたので、この日本は美しい木々に覆われた国になったとか。


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ここ『射楯兵主神社』は毎年30万人を越える初詣客で賑わう人気スポットです。この時もご覧の行列!

さすがにこの列に並ぶ時間はなかったので…門前で遥拝させて頂いて、次の目的地、神戸市内を目指すことにします!

 

姫路城

アクセス

JR山陽新幹線ほか 姫路駅より徒歩20分

 

開城時間

9:00-17:00

繁忙期は延長あり

 

定休日

12/29.30

 

入城料金

大人1000円 小中高校生300円

 

駐車場

周辺駐車場利用

 

アドレス

兵庫県姫路市本町68

079-285-1146

 

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