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【鎌倉殿の13人】ざっくりコラム 第14話 安徳天皇と後鳥羽天皇二人の天皇が並び立つ暗黒時代に!

こんばんは!旅人サイファです!

NHK大河ドラマ【鎌倉殿の13人】ざっくりコラムをお届けします。

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まさに電光石火。信濃から北陸へ、そして一気に京都へ!木曽義仲の軍勢は都の平家軍を一掃しました。

 

平家一党は幼い安徳天皇を連れて、皇位継承の証・三種の神器と共に西国へ逃れます。

いわゆる「平家の都落ち」と言われる逃亡劇です。

 

木曽義仲は、都を平家から解放して、それで終わりと思っていたのかもしれません。憎き平家を一掃したことで世は平らかになり一件落着…と。

しかし、京の都は魑魅魍魎蠢く政治の世界。「日本一の大天狗」とも呼ばれた後白河法皇と貴族たちに言いように使われて、義仲は徐々に立場を失っていきます。

後白河法皇は、義仲に三種の神器の奪還を命じますが、立ちはだかる平家の守りは固く、容易に取り戻すことはできませんでした。

 

この情勢をみて、後白河法皇安徳天皇を諦め、新たに後鳥羽天皇天皇に立てます。

彼は、三種の神器を受け継がないまま即位した初めての天皇とも言われています。ここに、西の平家&安徳天皇と、京都の後白河法皇&後鳥羽天皇という、二人の天皇が並び立つ異常な世の中になるのです。

 

一歩間違えば、後の南北朝時代のような混乱の暗黒時代になっていた可能性もありました。どちらも正統を訴えるがために、些細な対立でも天下を二分する争いになる。片方が安徳天皇側に立てば、もう片方は後鳥羽天側に立つ。いつまでも続く不毛な争いの世の中…。

 

しかし、この源平の時代は、後の南北朝のような争いの世の中にはなりませんでした。

それは、ある1人の武者の功績です。その武者の名は源義経義経が平家一党を完膚なきまで滅ぼし、結果的に安徳天皇まで死に追いやったことで、逆に争いの種を失くす結果になったのです。

 

それは鎌倉でで燻っていた義経は、義仲打倒、及び平家討伐の任を帯びて西国へ旅立ちました。

 

 

さて、実はこの時、非常に重要な人物が世に登場していました。

それは、後白河法皇によって新たに天皇の位を引き継いだ後鳥羽天皇。やがて、義時ら鎌倉政権に立ちふさがる「ラスボス」になる人物!この時わずか4歳の幼帝です。

 

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