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まるで異世界!『嵐山祐斎亭・紅葉ライトアップ』はSNS映えの極致!【紅葉の京都ひとり旅】⑮

こんにちは!旅人サイファです!

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突然ですが…スゴくないですか?この写真。

え。何がどうなってるの?まるで異世界のよう!

 

実は、ここは京都市内なんです。しかも観光地で有名な嵐山の一画!今や知る人ぞ知る隠れた「SNS映え」スポットにもなっています。

ここは『嵐山 祐斎亭(ゆうさいてい)』。近年、徐々に知名度が上がってきたので、ご存知の方も増えてきたかもしれません!


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四季折々、嵐山の美しい風景を楽しむことができますが、特に秋は別格!秋のみ開催されている夜の特別拝観時期には…とても幻想的な空間が広がります。


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『嵐山 祐斎亭』は、保津川のほとりに位置しています。

嵐山の中心である渡月橋から、保津川沿いに歩くことおよそ10分。途中宝厳院に突き当たりにますがそこから左へ降りて川縁を歩くと到着します。川側は柵もありませんので、特に夜間の通行はご注意ください。


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夜は真っ暗になるので、少し怖いですが…しばらく歩くと右手に上がる石段と看板が見えて来ます。


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石段を登ると、ここが『嵐山 祐斎亭』の入り口です。入口の門からしてとても美しい。

この建物は、明治時代に作られたもので、築150年とも言われています。元々はこの地で営業していた「千鳥」という料理旅館でした。


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かのノーベル賞作家「川端康成」も長期滞在し、「山の音」という作品をここで執筆したと言われています。現在は染色作家の「奥田祐斎」氏の所有するアートギャラリーとして一般公開されています。


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入口を入るとすぐに受付です。ここ『嵐山 祐斎亭』は基本的に事前予約が必須。30分ごとの入れ替え制になっています。

予約人数を制限しているためか、あまり混みあうこともなく、ゆっくりとその美しい風景を堪能することができました。



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受付を済ますと、すぐ左手の部屋へ案内されます。ここが「川端康成の間」。

広い窓が開け放たれ、ライトアップされた木々が輝いています。この部屋から見える紅葉は既に散り始めていましたが、それでもこの美しさ!


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そして…これ!この部屋の奥に置かれた文机!表面が綺麗に磨かれており、視線を落とすと…見事なリフレクション!机にくっきりと映っているため、どこまでが現実の木々なのか一瞬分からなくなるほど!


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机は少し丸みを帯びているため、見る角度を変えると世界もまた変わります。様々な角度をからこの不思議な空間に身を浸していると…いつの間にか時間を忘れて見入ってしまいます。

 

動画です!

続いて、受付を挟んで右手のお部屋へ。この部屋が…凄い!足を踏み入れた瞬間、ゾゾゾゾ!と全身を鳥肌で震えるほど!

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いかがですか!?こちらが「まる窓の間」。ここ『嵐山 佑斎亭』で最も美しいお部屋と言われています。ここから見る木々は、まだ紅葉が残っていますね!


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お部屋の中が真っ暗なため…窓の外のライトアップされた風景がくっきり!この部屋にも綺麗に磨かれた文机が置かれており、見事に映っていますね。

 

動画です!

この、磨かれた机を使ったリフレクションの手法。どこかで見たことありませんか?

そう!今や有名になった京都最強のSNS映えスポット「瑠璃光院」と同じ手法ですね。

それもそのはず!ここ『嵐山 祐斎亭』のお庭をプロデュースしたのは、瑠璃光院と同じ松浦剛氏の手によるもの!


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この「まる窓の間」も見る角度やカメラの角度で様々に世界が変わります。純粋に真っ直ぐ窓を見るのもまた美しい。


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少し低めにカメラを構えると、このように不思議な丸と半円の風景が現れます。


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さらに低く、机ギリギリから見ると…丸窓までもが融合して全く違う世界に!

 

いやいや。もう夢中でシャッターを押し続けました。圧倒的な空間の美しさに時間を忘れるほど!予約時は30分ごとの入れ替えと言われていましたが、お客さんが少なかったせいか時間が来ても追い出されることはありませんでしたよ!


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「まる窓の間」を抜けると、染色作家・奥田祐斎氏のアトリエ&ギャラリーになっています。この染織作品が…これまた前衛的でアーティスティック!この作品だけでも別で充分見ごたえあります。



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アトリエからテラスに出ると…ここもまたライトアップされた木々。こちらの紅葉も終わりかけですが、それでもこの美しさ。

ちなみに、ここのリフレクションは本物の水鏡!水の張られた大桶に見事に反射しています。本物の水なので、敢えて波紋を起こしたり…なんてアレンジしたリフレクション撮影もできますよ!


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もう…全てが幻想的すぎる『嵐山 祐斎亭』!空間に酔うかのような没入した体験をすることができる、新スポットです。特に秋限定の夜間特別拝観は圧倒的です!

ぜひご予約をして、その美しい空間をご堪能してください!おすすめですよ!

 

嵐山祐斎亭

アクセス

嵐電 嵐山駅より徒歩10分

JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅より徒歩20分

阪急線 嵐山駅より徒歩20分

 

営業時間

通常拝観 10:00-18:00

紅葉期間 8:00-21:00(日没後よりライトアップ)

 

定休日

毎週木曜日

年末年始

 

入場料金

2000円

中学生未満入場不可

 

駐車場

なし

周辺コインパーキング利用

 

アドレス

京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町6

075-881-2331

 

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