こんばんは！旅人サイファです！
毎週日曜日の夜はこちら！NHK大河ドラマ【鎌倉殿の13人】ざっくりコラムをお届けします。
ついに動き出した平家打倒の動き。
京都での平家一門の横暴に業を煮やした、朝廷内の反平家勢力がその腰をあげました。
源頼朝の父、亡き義朝の弟・源行家がアジテーター(扇動者)となって、全国の源氏や平家に反感を持つ勢力を説き回り、後白河法皇の子・以仁王を首魁とする挙兵に参同するよう促しました。いわゆる「以仁王の令旨」です。
以仁王とその一派は、この令旨を旗標に反平家の狼煙をあげました。
…この以仁王の挙兵は、平家方によってあっという間に鎮圧されます。しかし、この以仁王の挙兵が、思わぬところで影響を及ぼすことになるのです。
以仁王の反乱に与した勢力が思いの外多かったことで、平清盛は一抹の不安を覚えます。そしてその不安から、反平家勢力の一掃に乗り出し全国に潜む源氏一門の追討を命じるのです。
その余波は…大人しく伊豆で隠遁生活を送っていた頼朝にも押し寄せます。当時は平家打倒など考えて居なかった頼朝。しかし、平家から追討の兵が遣わされるという噂に焦った頼朝は、嫌が応にも兵を立ち上げざるを得ない状況に追いやられるのです。
まさに歴史の妙！
こうして…本人の意志かどうかはさておき、源頼朝は反平家の戦に立ち上がります。標的は平家方の伊豆の有力者…山木判官でした。
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