こんにちは!旅人サイファです!
本日は【秋の信州温泉紀行】から、旅行二日目の記事をお届けします。
この日訪れたのは…『森将軍塚古墳』!ここがまた凄かった!あまり知られていませんが、長野観光に来たら絶対に行くべきのおすすめスポットです。
長野県更埴市、上信越道と長野道が合流する更埴ICからほど近くに…ここ『森将軍塚古墳』はひっそりと佇んでいます。
山の麓には、古代の農村を復元した「科野のムラ(しなの-)」や「森将軍塚古墳館」「長野県立考古博物館」が建てられていますので、全て回ると半日じゃ足りないほどのボリュームです。
『森将軍塚古墳』があるのは、博物館の裏山頂上。登山道も整備されているので、およそ20分ほど登り坂を上ればたどり着けます。しかし、道はかなりの急勾配。体力に自信なければなかなか大変な道のりです。
ですが、こちらには便利なサービスがあります。
それは…山頂までのアクセスバス!300円で片道、500円で往復をバスで連れていって貰えるんです。
バスを降りるとこの景色!目の前に石造りの前方後円墳がどかん!
こんな山の上に見事な古墳…いつ?誰が?
四世紀末に作られたとされる長野県最大の古墳。信濃国の前身である科野国の首長の墳墓とされる。
後円部の中央に15.0m×9.3mの穴が掘られ、その内部に二重の石垣に囲まれた石室が築かれている。この石室の大きさは東日本最大級のものである。
かなり実力のある地方勢力の王の墓のようですね。
肥沃な平野を囲む要衝に作られているのが分かります。
前方後円墳の周囲には壺様の埴輪がぐるりと置かれ、特別な祭祀の場であったことを想像させます。
ここまで見事な古墳は初めて!しかも墳丘まで足を踏み入れられるとは…!
帰り道は歩いて降りることにしました。
バスの通る車道を通っても良いのですが、所々遊歩道が付けられていますので、そちらを歩いた方が楽しいと思います。15分かからずに下山。
降りた先には古代の村が再現された「科野のムラ」にたどり着きます。竪穴住居や高床式倉庫が復元されています。
長男がここでカエルを捕まえました。都内じゃあんまり見かけませんもんね。こういう経験も、地方へ旅行に来る醍醐味のひとつかな。
さて、古墳見学を終えて、道路を挟んで向かい側にある「あんずの里」にも立ち寄ってみました。
ここ森周辺は日本一のあんずの産地でもあります。春になると、桃に似た花を咲かせ、周辺は淡いピンク色に染まるとか!いつか春にも来てみたいですね。
ここで、おすすめのお土産品がこちら!あんずのジュース「あんずエード」一本100円!
梅と桃を混ぜたようなあんずの風味たっぷりのジュースが美味しかった!
もっとあんずを味わいたい場合は…「あんずのシロップ漬け」もおすすめ!大粒のあんずの実を、食べやすくシロップで浸けた一品です!こちらも美味しかった!
いかがでしたか?『森将軍塚古墳』。他県の方にはあまり知られていない隠れたスポットですが…とてもおすすめのスポットです。ぜひ一度訪れてみてください!
森将軍塚古墳
アクセス
長野自動車道 更埴ICより5分
営業時間
9:00-17:00
定休日
毎週月曜日
祝日の翌日
12/29-1/3
入場料金
古墳館観覧
大人一般300円 高校生150円 中学生以下無料
古墳見学バス(冬季は見学不可)
大人(中学生以上)片道300円 往復500円
小学生 片道150円 往復250円
駐車場
無料駐車場完備
アドレス
長野県千曲市大字屋代29-1
026-274-3400
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