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福岡市の中心街はなぜ「天神」?そのルーツはここ!『水鏡神社』!【対馬壱岐旅行記】天神編①

こんにちは!旅人サイファです。

対馬壱岐旅行記対馬で3泊、壱岐で2泊を過ごした離島の旅を終え、壱岐芦辺港から高速船で博多へ戻って来ました。

壱岐から博多港までは高速船でわずか60分程度…あっという間に到着してしまいます。


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なぜ対馬壱岐長崎県所属なのか…。以前にも記事に書きましたが、明らかに不合理ですね。

実際壱岐に住む人は、病院に通うにしても船で博多に出て福岡市内の病院に通院するそうです。

経済圏も福岡ですし、福岡県移管する方が便利でしょうね。


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さて、博多港に着いた我々一行は、ひとまずタクシーで天神エリアのホテルへチェックイン!一休みしてから天神を散策しに出掛けました。

 

まず目指したのはこちら!『水鏡神社(すいきょう-)』さん。f:id:traveler-cipher:20211210122242j:image

そもそも…福岡の繁華街がなぜ「天神」と呼ばれるのかご存知ですか?その由来がここにあります。


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この神社は一名水鏡天満宮という。社伝によると延喜元(901)年、菅原道真公が大宰権師に左遷されて博多に上陸の時、四十川(現在の中央区今泉)の清流を水鏡として姿をうつされたので、後世その地に社殿を建てて水鏡天神、又姿見天神といった。

 

慶長17(1612)年、初代藩主黒田長政が現在の地に移築遷座し、寛永18(1641)年、二代藩主黒田忠之が社殿を再建した。現在、福岡市の中心「天神」の地名は当社に由来す。

これ、福岡にお住まいの方でも知らない人が多いかもしれません!なぜ福岡市内の中心が「天神」なのか…?

それはここ、『水鏡神社』別名水鏡天神さんの周りの繁華街なので「天神」なんですよ!

 

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日本有数の大都市福岡市、その中心地である天神エリア。そのため周囲はデパートや巨大なビルに囲まれています。

そんな中に『水鏡神社』はひっそりと佇んでいます。


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参道を抜けると真っ赤な社殿が出迎えて下さいます。天神さまらしく、こちらは狛犬ではなくお牛さまが脇を固めていらっしゃいますね。


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御祭神は菅原道真公。言わずと知れた学問の神様です。

福岡城を築城した初代藩主・黒田長政(黒田官兵衛如水の嫡男)は、福岡城の鬼門にあたるこの地にわざわざ社殿を移し、魔除けとしたそうです。

 

平安時代にその学力を元に朝廷で活躍した菅原道真は、藤原氏の讒言により無実の罪を着せられ、九州大宰府の長官へと左遷されてしまいます。そして、大宰府で謹慎生活を送った後、その地で薨去します。

その薨去の地こそが、現在まで続く「大宰府天満宮」です。また道真の死後、朝廷では不審死や災害が相次ぎます。これを道真の祟りと恐れた朝廷は、京都北野の地に道真を祀る神社「北野天満宮」を建て、その名誉回復に努めます。

ここ福岡天神は、そんな菅原道真のパワーに守られた土地なのです。


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『水鏡神社』からは、歓楽街・中洲へもすぐ。ここ那珂川の対岸はもうひとつの中心街「博多」です。

福岡市は、天神と博多という2つの町が併せ立つ、日本では珍しい双子都市なんです。この話は…近いうちに記事にまとめますねした。

 

福岡に観光の際は、天神のルーツ『水鏡神社』へもぜひ足をお運びください!

 

水鏡神社

アクセス

西鉄福岡(天神)駅より徒歩5分

 

参拝時間

24時間自由

 

定休日

年中無休

 

拝観料金

無料

 

駐車場

なし 周辺コインパーキング利用

 

アドレス

福岡県福岡市中央区天神1-15-4

092-741-8754

 

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