こんにちは!旅人サイファです。
先日、こんな記事を目にしました。
沖縄の鉄軌道計画、内閣府の最新調査結果と想定ルート - 鉄道ニュース週報(297) | マイナビニュース
驚きですね…!これまで(都市モノレールはあったものの)鉄道がなかった沖縄県に、鉄道(鉄軌道)計画が存在していたとは!
計画では、県都・那覇市内~北部の中心都市・名護市を結ぶおよそ70kmの本格的な鉄道路線。目標では那覇市⇔名護市間を60分で結ぶ計画だとか!
名護市は美ら海水族館や今帰仁城跡など、沖縄屈指の観光スポットを有する北部本部半島の入口。
もしも実現したら…沖縄の観光は一変するかもしれません。
元々モノレール(ゆいレール)が開通するまで、沖縄県は完全なる鉄道不毛地帯。車(レンタカー)とバスが生活の基盤でした。
ようやくそのゆいレールが開通したのが2003年。
しかしこのゆいレールも那覇空港~首里(その後てだこ浦西まで延伸)とやや中途半端な上に、既存の町を縫うように走るため、中心地や観光スポットまでアクセスが良くないという残念なもの。
もしも今回出された計画のように、北部の名護まで直結する、高速運転可能な鉄道ができれば…中部~北部観光は活性化します。
しかし、高額な建設費用に対しての効果が不充分。観光客だけでなく、沖縄県民が日常的に利用するものでないと、大幅な赤字経営は免れないことでしょう。
現在、那覇市中心部から名護市役所まで、一般道で100分、高速道路で70分。
観光シーズンなど渋滞が酷い時期はそれ以上の時間がかかります。
北部の住民が日常利用するには、那覇市⇔名護市間を最低でも60分で結ばねばなりません。できることなら45分程度で結べれば、名護市から那覇市へ出勤するようなスタイルも可能になりそうですよね。
本当に実現するのか。
実現するならいつ頃になるのか。
筆者は限りなく厳しいと考えていますが…どうなりますかね。