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『青天を衝け』ざっくりコラム 第27話 新しい時代に取り残された水戸

本日放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』ざっくりコラムです。f:id:traveler-cipher:20210228202305j:image

冒頭で水戸藩主・徳川昭武(民部公子)が嘆いていたように、明治新政府水戸藩の影はほとんど見られません。

 

その中心は薩摩、長州、土佐、肥前の四藩。いわゆる薩長土肥ですね。

そもそも尊皇攘夷というスローガンの本家本元は水戸藩朱子学を極限まで煮詰めて純度だけを高めた『水戸学』は、世界情勢を無視した鎖国徹底、外国人排斥を唱え、天皇中心の世の中を目指すものでした。

 

しかし、日本がこの時取るべき道は『開国』しての『富国強兵』の一択。

当初は『尊皇攘夷』の元に戦った薩摩や長州が、下関戦争や薩英戦争で諸外国の強さを肌で感じ徐々に『開国』へ方針転換したのとは対照的に、水戸はいつまでも『尊皇攘夷』のまま。

ついには、思うように『尊皇攘夷』が進まないことにしびれをきたし、天狗党の乱という暴発で、国を憂える人材のほとんどを失うのです。

 

幕末期当初、時代をリードしていたはずの水戸藩

しかし、その思想は純度を高めすぎたがために柔軟性を失い、時代に取り残されます。やがて明治維新がなった時…何も残せずに新政府からも閉め出されるという皮肉。

 

尊皇攘夷』という流行り病を蔓延させ、新しい時代へ日本を動かした水戸藩は、いつの間にか…時代の足を引っ張る存在に成り代わっていたのです。

 

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