こんにちは、旅人サイファです！
毎週日曜日はその時起こっていることをリアルタイムで執筆する『週末雑感』です。
今年も秋の気配が近づいてきましたね。コロナ禍に入ってニ度目の夏が終わりました。
旅行やお出かけをライフワークにしている皆さんには、生きにくい世の中でしたよね。何せ旅行や観光のみならず「移動」すら制限される日々でしたから…。
自粛警察による嫌がらせで悲しい思いをした方も多かったのではないでしょうか。特に地方ではその傾向が強かったように思います。
狭い社会であるがゆえに…行動がすぐに伝わってしまう。東京都民や都市に住む人はバイ菌扱い。外部の人間と接触しようものなら村八分辞さず！という勢いでしたから。
しかしワクチン接種の拡大で、そんな日々にも終焉が見えて来ました！
知っておきたい「ワクチン・検査パッケージ」 ワクチン接種で国内旅行容認へ - TRAICY（トライシー）
ようやく国も「ウィズコロナ」へのシフトする方針を示し始めましたね。その一環として注目されているのが『ワクチン・検査パッケージ』です。
以前から当ブログで主張してきた「ワクチンパスポート」に準ずるものですね。
※現在ワクチンパスポートという言葉は、差別を助長するという理由で使用すべきでないとされています。
政府と分科会では、「ワクチン接種済みの方から、日常の外出、飲食、旅行などの制限を緩和していく」方針で検討が進められているようです！
それがこの『ワクチン・検査パッケージ』です。
『ワクチン・検査パッケージ』とは、ワクチン接種証明がある方や、PCR検査陰性の結果をもとに、「他者へ二次感染させるリスクが低いことを示す」仕組みのこと。
これでワクチン接種やPCR陰性の証明を示すことで、感染リスクを抑えつつ、日常生活や経済活動の回復を図るという取り組みです。
政府や分科会は、2021年11月以降の導入を検討しているようです。正直、冬を目前に緩和策
出すのは少々タイミングズレているようにも思いますが…少なくとも緩和へ向けた動きが見え始めたのは朗報でしょう！
具体的な「行動制限の緩和」とは…
- 病院や高齢者施設での面会
- 県境を越える出張や旅行
- 大規模イベント
- 大学での対面授業
- 部活動
- 大人数での飲食店の利用、宴会
などが想定されているようです。
懸念されるのが…デルタ株等によるブレイクスルー感染と、ワクチン未接種者への差別です。
ワクチン接種の目的は、感染を防ぐ効果以上に、重症化を防ぐという意味合いの方が強いものです。接種から月日が経つと、抗体価が落ちることで感染予防効果は薄れると言われています。
そのため、ワクチン接種証明書を有していたとしても、マスクや手指消毒という当たり前の感染対策は必要になります。この辺り…きちんと国民に説明しないと、「ワクチン接種証明書があれば何でもOK！」と勘違いする人も出てくるでしょう。
また思想信条はともかく、持病その他の理由によりワクチンを接種することができない人への対処も重要ですね。
『ワクチン・検査パッケージ』と銘打っていることも、「ワクチンオンリーじゃないよ！」というメッセージかと思います。ワクチン接種できない人へ、直前のPCR検査での陰性証明書がワクチン接種証明書の代わりになるという考え方でしょうか。
いずれにしても、これまでの自粛一辺倒から、少しずつ制限緩和の方向へのシフトが見え始めたことは歓迎すべきでしょう。
まだ実際にどのような形になるか、全貌は見えていませんが、今後の発表に要注目です！
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