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寂れる温泉街の苦悩 これからも厳しい戦いが予想されます

こんにちは!旅人サイファです。

週末雑感記事でも報告しましたが、先月6月半ばに群馬県水上温泉へ宿泊して参りました。


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※写真はイメージ

 

その週は金曜日仕事後に東京を出ての夕方到着でしたが…その閑散具合に驚きました。

かつては温泉旅館が建ち並ぶ賑やかな温泉街でしたが、現在は廃業しているお宿も多く、廃墟すらあちらこちらで目立つ始末。

元々集客に苦労していた地方温泉街ですが、この度のコロナ禍が致命傷になってしまったところも多いようです。ここ水上温泉もその例に挙げられるのかもしれません。

 

全国各地にある温泉地ですが、もはや "温泉が沸く" だけでは集客は難しいかもしれません。

  • 都市部からアクセスが良い
  • 泉質などが個性的
  • 周辺観光スポットと協力体制が堅固

これらのファクターの無い温泉地は、これからも厳しい戦いを強いられると思われます。

 

こちら少々古い資料になりますが…群馬県の各温泉地の宿泊数ランキングです。

群馬県は平成14年のデータで第6位と、全国でも屈指の温泉客を集めているエリア。
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温泉地ごとのランキングでも、草津温泉が全国第6位。伊香保温泉が第10位。

つい先日宿泊した水上温泉も22位にランクインしています。
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が。

このデータからは、水上温泉の凋落ぶりが非常に目立っています。

水上温泉の宿泊者数は、ピークの平成3年160万人から平成14年には88万人…。最盛期の半数ほどまでその数を減らしています。

これ以後の最新データは見つけられませんでしたが、昨今はさらに減らしていることでしょう。

 

今や、温泉も選ばれる時代です。先ほど述べた

  • アクセス
  • 個性
  • 周辺観光

これらが弱い温泉地は、この先も厳しい戦いになることが予想されます。

 

アクセスについては、都市圏からの距離に依存します。近くに巨大新興都市ができない限り…温泉地としてはどうすることもできません。

逆に考えれば…不動産デベロッパーと組んで、週末にその温泉に行きやすい立地の町づくりでもしたら面白いかも?

 

周辺観光については『インスタ映え』に象徴されるように、日常の何気ない風景が突如として脚光が浴びる例もあるので油断できません。

 

温泉地によっては、観光協会自らインスタ発信してアピールしているところもありますが…なかなか結果に結びついていないようです。

『新たな価値』を創出できれば、劇的に変わることも…あるかもしれません。

 

そう考えると、やはりこれからの温泉地をアピールするのは『個性』が大切かと思います。

  • 美しい町並みがある(例:城崎温泉)
  • 特殊な泉質(例:草津温泉)
  • 特殊な温浴法がある(例:指宿温泉)
  • 湯巡りが楽しい(例:黒川温泉)

こう言った個性を育てることが、次の世代に受け継がれる温泉地なのかと思います。

 

特にアクセス不便な温泉地は、各宿泊施設ごとではなく『温泉地全体の個性』を育て、ブランド力を高めることが重要なのかもしれませんね。

 

温泉は日本が誇る宝のひとつ。

なんとか魅力を高め、素敵な温泉地であり続けてほしいと切に思います。