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羽越・奥羽新幹線の早期実現なるか!?

こんにちは!旅人サイファです!

今回は、ネットニュースで見かけたこちらの記事から!

 

【羽越・奥羽新幹線の早期実現へ 秋田-東京1時間14分短縮に | 毎日新聞

 

将来的に整備するという名目の『計画路線リスト』に載せられている2つの新幹線、『羽越新幹線』と『奥羽新幹線』の事業化に向けたレポートが、周辺6県合同プロジェクトチームより発信されました。


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両路線ともに、昭和48年に定められた『基本計画路線リスト』には載っていますが、現実的に工事着工される『整備路線リスト』には載っていません。

今回のレポートは、整備路線への格上げを促進する目的で出されています。

 

羽越新幹線

新青森駅秋田駅鶴岡駅新潟駅富山駅

東北から北陸の日本海側を繋ぐ新幹線計画。

 

奥羽新幹線

秋田駅山形駅ー福島駅

東北地方のど真ん中を繋ぐ新幹線計画。

 

今回、沿線6県合同によるプロジェクトチームが発表した調査結果は以下の通り。

東京~山形間が1時間40分(-46分)

東京~秋田間が2時間23分(-1時間14分)

山形~秋田間が42分(-2時間41分)

東京~鶴岡間が2時間21分(-1時間12分)

新潟~新青森間が3時間2分(-1時間26分)

新潟~秋田間が1時間1分(-2時間29分)

と、劇的な時間短縮効果が見込まれています。これはなかなか魅力的!

特に、東京ー山形が100分、東京ー鶴岡が140分はなかなか刺激的な数値です。

 

しかし…気になる点もいくつか残されています。

 

秋田新幹線の立ち位置

在来線線路を走るミニ規格新幹線とはいえ、既に盛岡駅から分岐する秋田新幹線が通っています。もしも奥羽新幹線が、東京ー秋田間最速をアピールするようでしたら…秋田新幹線の立ち位置はゼロになってしまいます。

せっかく整備した秋田新幹線を捨ててまで、JR東日本が奥羽新幹線整備に動くかどうか…?

 

② 秋田ー山形間の移動

かつて同一の国(出羽国)であった秋田県山形県

しかし廃藩置県を経て、両県の南北の交流はかなり希薄になっています。交流があるのは県境の僅かな都市間のみ。

奥羽新幹線として秋田ー山形間が42分と短時間で行き来できるようになったとしても…いったいどれほどの利用客がいるでしょうか。

 

羽越新幹線の是非

似たような情勢は羽越新幹線にも言えます。

青森市秋田市盛岡市と。

鶴岡市山形市と。

新潟市は東京と。

これまでの国作りが祟ってか、日本海沿いの都市は、内陸や太平洋側の主要都市との繋がりを深く持っています。反対に、日本海沿い都市間の交流はごくわずかに限られていました。

 

このような情勢の中…羽越新幹線が整備されても日本海沿いの諸都市間の移動がどれだけ促されるか。

例えば、どれだけの青森市民が新潟市に行くか?

どれだけの秋田市民が富山市に行くか?

 

観光客だけでなく、地元の市民やビジネス利用者がどれだけ顧客になってくれるか…が、事業化の肝だと思っています。

そういう意味で、羽越新幹線の見通しもかなり厳しいものになると予想されます。

無責任な旅行客としてだけで考えれば、移動の選択肢が増えることは嬉しいことだらけなんですけどね…。実現可能性は、かなり厳しいかと思われます。

 

本日は、東北を繋ぐ羽越新幹線、奥羽新幹線の話題でした。もしも開通したら、日本海側や東北の交通は劇的に変わりますけどね!