こんにちは!旅人サイファです!
毎週日曜日はその時起こっていることをリアルタイムで執筆する『週末雑感』です。
今年の梅雨は長くなりそうですね…。
関東東北は梅雨入り宣言前に変わらず30℃超えの真夏日連発の日本列島。もしや梅雨をぶっ飛ばして真夏突入か?
さて突然ですがここで『梅雨入り宣言』について問題です!
問1
全国のうち、気象庁より『梅雨入り宣言』が出されない地域が2箇所あります。
どことどこでしょうか?
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1箇所は皆さんご存知でしょう北海道!そしてもう1箇所は…?
正解は小笠原諸島!梅雨の長雨は、太平洋高気圧と大陸性の寒気がぶつかるエリアで発生するようです。
ですので、太平洋高気圧のど真ん中にある小笠原諸島は、梅雨前線の影響を受けないので『梅雨は無い』と言われているようです。
問2
過去、『梅雨入り宣言』が出されなかったことがある?
1951年の梅雨入り発表以降、上記2箇所を除く
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正解は…ある!
実は1963年の近畿地方と中国地方は、明確な梅雨入り兆候が見られなかったため『梅雨入り宣言』は出されませんでした。
しかし、はっきりとした梅雨ではなくとも、長雨期間はあったために、『梅雨明け宣言』は出されています。1963年の近畿中国は、『梅雨入りはなくとも梅雨明けはあった』という不思議な年だったようです。
さて、実はこの時期、私を含めて登山好きはヤキモキする季節なんです。
というのも、日本アルプスに代表される高山の夏山シーズンは梅雨明け直後から!
梅雨の大雨で、冬季に降り積もった雪を溶かし流してくれないと夏の登山道が出現しない…なんてこともザラなんです。
さらに、俗に言う『梅雨明け10日』は、雨も少なく天候が最も安定する季節!
ですから、全国の山男山女たちは、梅雨明けに合わせて夏山登山の計画を練っている人が多い!特に例年、海の日の3連休は山小屋が最も混雑する時期でもあります。
私も毎年、海の日の3連休はアルプス登山を計画しています。
登山記はこちらから読めます
毎年この時期になると「早く梅雨入りしろー!そして早く梅雨明けしろー!」と、半ば祈るように天気図を見ています(笑)
今年は諸事情により海の日3連休の登山は断念せざるを得ないのですが…今年の梅雨入りはいつになることなら。例年と同じくヤキモキしてしまうのは、山好きの性(さが)なんでしょうか。
※本日はNHK大河ドラマ『青天を衝け』コラムはお休みします。
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