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『青天を衝け』ざっくりコラム 第16話 尊皇攘夷という流行り病に冒され過ぎた水戸藩

本日放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』ざっくりコラムです。
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本来、尊皇攘夷の急先鋒として明治維新のリーダーとなるべき存在であった水戸藩

そもそもが尊皇攘夷という言葉すらも水戸藩で作られた標語。

長州や薩摩の思想も、しょせん水戸藩の二番煎じに過ぎません。

 

しかし、その思想は純度を高めすぎたがために、柔軟性を失います。

その結果…天狗党という狂信集団を産み出し、尊皇攘夷への暴走を始めてしまうのです。

 

水戸藩天皇家もきっと味方してくれるはず…と読んだ藤田藤四郎率いる天狗党でしたが、時代は既に単純な攘夷を求める空気は薄くなっていました。

そして、本来母体となるべき水戸藩からも追討の兵を差し向けられてしまうことになります。

 

時代を読み違えた天狗党。彼らの暴走は、水戸藩の分裂を産み、本来明治維新へ突き進むべき水戸藩のパワーを半減…いや数十分の一にまで減退させます。

そして、水戸藩そのものも明治維新のメインステージから退場させられてしまうのです。

もしも水戸人が、もう少し柔軟に物事を考えられていたのならば…薩摩長州と並び、明治維新の主役、そして明治新政府の要職を押さえることもできていたかもしれません。

 

今回、一橋慶喜の懐刀と言われた「平岡円四郎」を暗殺したのも水戸藩家中のもの。

水戸藩の教えは、一本気でありすぎるがゆえに…柔軟に時代を読む力を失い、やたら日本のために有能な人物たちを次々に葬り去ることになります。

洗練過ぎたがゆえに、結果として時代の足を引っ張ることになるのです。

 

これも尊皇攘夷という流行り病に冒されたが故の悲劇とも言えるでしょう。

 

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