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世界遺産『韮山反射炉』は幕末日本人の努力の結晶!【続・伊豆神奈川旅行記⑨】

こんにちは!旅人サイファです。
 

今回も、年末年始【伊豆神奈川旅行記】の続編です。

伊豆長岡温泉のお宿『伊古奈荘』をチェックアウトして…この日のお宿へ向かいます!

この日のお宿は…伊豆長岡温泉

…え。(同じじゃないの?) 

そうなんです…。年末年始のため同じお宿で連泊での予約が取れずに…同じ伊豆長岡温泉の別のお宿に宿泊することに(笑) 

というよりも、かつて一度宿泊して、とても素晴らしい時間を過ごしたお宿に偶然空き室が出たので、急遽変更したというワケです。

ですので、前日のお宿からこの日のお宿までは徒歩5分。車で3分という立地(笑)

さてさて、チェックイン時間までどう過ごすか。

「やることないけど!どうしよう!?」…こんな時こそ、旅行プランナー旅人サイファの本領発揮!

周辺地図から検討し、最適なプランを即席で作ってしまおう!

と、いうことでまずやって来たのはこちら!

世界遺産 韮山反射炉(にらやまはんしゃろ)』です。
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地味…に見えるでしょ?いやいやどっこい!

これが実は見応え充分な施設でした!


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※この日は残念ながら反射炉本体は改修工事中。ご覧の通り足場が組まれてしまっていました。TOPの写真は昨年訪れた際のものです。


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まずは反射炉の手前にあるガイダンスセンターへ。


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さすが世界遺産。立派な説明施設が建っています。

こちらがまた、見応えありました!


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時は幕末。主役は江戸幕府の伊豆韮山代官であった「江川太郎左衛門英龍(ひでたつ)」。

あまり人に知られていない存在ですが…実はこの人、天才です。

伊豆韮山代官は、伊豆半島のほぼ全域を管轄する幕府の出先機関です。

その管轄内でもある伊豆半島の南端下田は、江戸湾へ侵入する船の出入口のため、英龍に「海防」を強く意識させることになります。

幕府流の古来からの和砲術ではこれからの時代に国を守ることはできないと考えた英龍は、高島秋帆などに近代砲術を学びます。

そして、浦賀へのペリー艦隊来航を経て、幕府に江戸湾防備のために砲台場を建築することを進言します。

この江戸湾の砲台場こそ…現在東京屈指の繁華街へと成長した「お台場」の原型なんです。

そして、旧来の大砲では黒船に敵わないということで、日本初、最新式の鋳鉄をするために作ったのが…ここ伊豆韮山反射炉です。

反射炉とは、銑鉄(せんてつ・砂鉄や鉄鉱石から作った粗製の鉄で、不純物を多く含む)を溶かして優良な鉄を生産するための炉です。銑鉄を溶かすためには千数百度の高温が必要となりますが、反射炉内部の溶解室の天井部分が浅いドーム形となっており、そこに炎や熱を「反射」させ、銑鉄に集中させることで高温を実現する構造となっています。このように、反射させる仕組みから反射炉と呼ばれました。

(韮山反射炉ホームページより)


日本に現存する反射炉は、ここ韮山反射炉山口県萩の反射炉のたったふたつだけ!

しかも、萩の反射炉は実験炉だったようで、実際に鋳造を行った反射炉としては、世界中でもここ韮山反射炉が唯一とか!


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と、このあたりの歴史背景や技術解説を、ガイダンスセンターの巨大ビジョンでとても詳しく学ぶことができます。

この映像資料が見ごたえ充分!これだけでも、見学に行く価値があります。


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こちらはレプリカですが…このような大砲をここ韮山反射炉で実際に製造していたとか。

工業機械の乏しかった時代にこれだけの大砲を作り上げたとは。頭が下がります。

しかし…英龍は韮山反射炉の完成を見ることなくこの世を去ってしまいます。

伊豆代官としての日常業務に加えて、砲台場建設、反射炉の建設など激務が祟ったのでしょう。

韮山反射炉は、息子 ・江川英敏(ひでとし)に受け継がれ完成します。

国を案じ、国の防衛のために身を粉にして奮闘した江川太郎左衛門英龍。

幕末期の日本を支えた、英雄のひとりです。

韮山反射炉

アクセス

伊豆箱根鉄道 伊豆長岡駅より車で10分

伊豆縦貫道 江間ICより15分

見学料金

おとな 500円

高校生〜小学生 50円

営業時間

9:00-17:00(冬季は16:30までに短縮)

定休日

毎月第3水曜日

アドレス

静岡県伊豆の国市中260-1

055-949-3450

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