本日放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』ざっくりコラムです!
今回も徳川家康の語りからスタートした『青天を衝け』。
初回のみのスペシャル出演かと思いきや…今回も登場でした。
北大路欣也の徳川家康は風格ありますね!これ、最終回まで続くんでしょうね!
動乱の時代の声が聞こえる時代に、幼少期を過ごしています。
渋沢家のあった武蔵国血洗島一帯は、岡部藩2万石の領地でした。
岡部藩は、徳川家譜代の安倍氏が一貫して領主として君臨していました。
もともと真田家と同じ信州海野氏の一派。
南北朝期に南朝派に属して戦いましたが、守護小笠原氏との争いに破れて駿河へ逃れ、安倍谷に居住した後に「安倍氏」と名乗ったようです。
今川家が武田信玄によって滅ぼされた際、多くの臣が武田家の傘下に入ったにも関わらず、安倍氏は徳川家に属し、それ以降ずっと徳川家に仕えていました。
そのせいか譜代意識も強く、幕末期まで親徳川幕府派として名を馳せていたようです。
さて時代は風雲急を告げています。
アメリカ海軍のマシュー・ペリー提督率いる艦隊が日本を目指して来ています。
アメリカ合衆国の建国は1776年。
フロンティアによる西方への領土拡大の結果、太平洋に達したのが1846年。
そして…ペリー艦隊が日本に到達し浦賀に来航したのが1853年。
アメリカ合衆国が太平洋に到達した結果…太平洋航路を開拓して日本に来航するのは、歴史の必然だったのです。
世界史と日本史が最も密接に関連するのがこの事象。
イギリスから独立した、アメリカ合衆国の西方への領土拡大の結果が、このペリー艦隊の浦賀来航なのです。
ペリー艦隊が来航することで…日本は幕末の時代の幕が開くのです。
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