こんにちは!旅人サイファです。
今回も【秋の鹿児島旅行記】の続きをお届け!
霧島温泉で目覚めたこの日、西へ向けて車を走らせます。
目的地は鹿児島県出水市。
出水市の冬の風物詩!日本一のツルの越冬地【出水ツル観察センター】を目指します。
ここで出会える風景は唯一無二!
なんと1万羽を超えるツルが集まる、日本一のツルの渡来地なのです!
この風景は10月〜3月、秋から春限定で見られる絶景です。
ぜひタイミング合わせて訪れてください!
最盛期の12月〜1月は、まさに見渡す限りツル!という圧巻の風景を堪能できます。
最もツルの集まるのは出水市市街地の西方、干拓地に田んぼが広がるエリア。
ここには【出水市ツル観察センター】が建てられています。
この展望台からは360度の大パノラマ!
休耕田に集まるツルたちを一望できます。
ここに集まるツルたちは、夏場を遥かシベリアで過ごします。
そして、厳冬期になるとシベリアを離れ…南への大旅行を始めるのです。
私が訪れたのは11月の後半。
実は…ここに来るまで私も半信半疑。
ツルなんているのかな?車で出水市内を走らせていても、ツルどころか鳥すらほとんど見ない。
『なんだー。シーズン前だったかー。ツルなんて居そうもないなー。』
と、半ば諦めながら【ツル観察センター】周辺へ近づくと…。
あ。うっすら鳥の鳴き声が聞こえる…?
えっ!?
えっ??
いるじゃん!めっちゃいるじゃん!これ…全部ツル!?
【ツル観察センター】の裏手に回ると…『みゃーみゃー!みゃーみゃー!』ツルの鳴き声が辺り一面にこだましています!
予想を遥かに超えていました!まさかこんなにいるとは!
まさにツルたちの聖域(サンクチュアリ)!
ツルたちは遥かシベリアから、家族連れで渡って来ます。
2羽でいるのはカップル。3.4羽でいるのがファミリーです。
この写真正面に飛んでいるのは4羽なのでファミリーでしょうね!
この日の表示はこちら!
なんと13000万羽を超えるツルが飛来している!
そしてこれですこれ!
『残したい日本の音風景百選』のひとつに選ばれている「出水のツル」の音風景。
これはぜひ現地で聞いて欲しい!360°からこだまするツルの鳴き声は圧巻ですよ!
ピークは12月〜1月ですが、10月末から3月あたりまでツルはいるそうですので、ぜひ行ってみてくださいね!
【出水ツル観察センター】
アクセス
営業時間
9:00-17:00
センター外での見学は24時間可能
定休日
期間中無休
開館期間
11/1〜3月中旬
入館料
大人220円
小・中学生110円
センター外での見学は無料
アドレス
鹿児島県出水市荘2478-4
0996-85-5151
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