こんにちは!旅人サイファです。
今回から晩秋に鹿児島旅行に出かけた際のレポート記事をお届けします!
それに合わせて、鹿児島県北部のスポットもいくつか巡って参りました!
鹿児島空港でレンタカーを借りて、まずは霧島山の登山口を目指します。
まずは第一の目的地、最高峰の韓国(からくに)岳の登山口を目指すことにします。
走ることおよそ1時間。韓国岳の登山口えびの高原へ到着。
ここは宮崎県になるんですね。霧島山一帯は火山帯。
今も霧島連山の一峰、新燃岳からは、モクモクと噴煙が上がっています。
そして火山帯ということは…そう!良質な温泉が湧いています!
ここえびの高原には道の駅ならぬ「足湯の駅」があります。
現在工事中でしたが、お土産屋さんの隣には足湯スポットがあったはず!残念!
道を挟んだ反対側には「山の駅りんどう」が。
こちらではお食事も頂けます。登山前にお汁粉を頂きました。
アンコ+餅!腹持ち最高なので登山時のエネルギー補給に相性抜群ですね!
さて、腹ごしらえをしたら登山開始です。
コースタイムは登り2時間、下り1.5時間。
休憩時間も入れておよそ4時間程度と計画しています。
早速登山口へ向かいますが…なんと道が閉鎖されている!
おいおいまさか!とお店の方に聞いてみると、火山ガス発生のため車道は通行止めになっているとか!
帰りに近くの不動池という美しい火山池に立ち寄るつもりでしたが、現在は近付けないらしい!またまた残念!
登山口から少し進むと視界が開けて目指す韓国岳の姿が一望できます!
あそこが霧島連山の最高峰!
ここを過ぎるとしばらくは樹林帯の山道が続きます。
途中、登山道整備の作業員さんとすれ違いましたが、この山の中の作業でもマスク姿。
少し気の毒になりましたね。お疲れ様です。
歩くこと…およそ30分。
北側が開けたスポットへ。
お!あれが不動池かしら。
右手の白い山は硫黄山。ところどころ煙が上がっていました。
火山地帯ということが実感できますね。
もうひと登りしたところが展望台になっていました。
ここは韓国岳の五合目にあたるらしい。
休憩するにはちょうど良い位置ですね!ここまででおよそ60分!
斜度も緩めなので良いペースで歩けてますね。
五合目を過ぎると森林限界。
やはり山は森林限界超えてからが醍醐味だなあ…ゴツゴツした溶岩帯を歩きます。
天気も良いし順調!
北アルプスあたりですと標高2500mを越えないと森林限界に達しませんが…地域によって植生に差があって面白いですね。
森林限界からもうひと登りでついに稜線(りょうせん)!
目の前には驚きの光景が広がっていました。なんと眼下には爆裂火口の跡!
ポッカリと口を開けた火口が恐ろしい…。
数m先は火口へ落ちる崖っぷち!落ちたらひとたまりもないでしょうな…。
火口縁にそって進むと韓国岳山頂!
あれ?2時間の予定が1.5時間で到着しちゃいました。
久しぶりの登山だったけど…ペース早すぎたかしら。
ここから南東へ向かって、新燃岳、高千穂峰へと稜線が続きますが、先述の通り新燃岳付近は火山活動のため立ち入り制限区域。現在縦走はできません。
しかし、【韓国岳】とそのまま隣国の国名が冠せられているのが不思議ですね。
由来としては、まさに韓国。
『韓(伽羅)の国』まで見通せる山ということで名付けられたと言われています。
しかもこのあたりは天孫降臨の伝説の残る地。
もしかしたら、朝鮮半島からやって来た日本人の先祖の一派が祖国を偲んで名付けた…とも考えられます。
韓国岳に登り国見をし、高千穂峰から下界に降り立ったのがニニギノミコト…?
なんて想像するのも楽しいです。
色んなイデオロギーありますがここは政治的な話は抜きで。
山頂から縦走路を眺めます。
正面手前が活火山の新燃岳。その奥に見える尖った山が高千穂峰です。
ここから見る高千穂峰は、まさに漢字の『山』の象形文字みたい!
南に目を転じれば、眼下に巨大な火山湖『大浪池』が。
まるで天空の瞳のようですね。その奥に…霞んでかすかに見えるのが桜島です。
鹿児島県の南部はしばらく行ってないなあ。
今度は指宿温泉宿泊のプラン組もうかな!
動画です〜
さてこの後は下山して、霧島神宮へ向かいます!
【えびの高原 足湯の駅えびの高原】
アクセス
九州自動車道 えびのICより車で30 分
駐車場
無料駐車場あり
長時間の場合は併設の有料駐車場へ
営業時間
9:00-17:00
アドレス
宮崎県えびの市末永1495
0984-33-1158
次回です!