皆さんこんにちは!旅人サイファです!
今回は旅の目的地にもなり得る日本の文化財シリーズから、『特別史跡(しせき)』のリストをご紹介しますね!
前回ご紹介したのは『特別名勝』でした。
これは、言わば『風景の国宝』!
素晴らしい景観を有する庭園や自然風景を指定したのが『名勝』。
そのうち特に優れたものを『特別名勝』として指定されています。
今回ご紹介するのは『特別史跡』。
我が国に残されている「我が国の歴史の理解のために欠くことができず、かつ、その遺跡、遺構、出土遺物等において学術上価値のあるもの」と定義されています。
全国に『史跡』として指定されているのは1795ヶ所。
この中で、特に重要なものが『特別史跡』と指定されていますが、その数はなんと!
全国にわずか62ヶ所のみ!
この62ヶ所は、言わば【歴史スポットの国宝】!
我が国の歴史を象徴する、超重要スポットが『特別史跡』なのです。
北海道・東北
関東地方
- 本居宣長旧宅
- 安土城跡
- 彦根城跡
- 慈照寺(銀閣)
- 鹿苑寺(金閣)
- 醍醐寺三宝院庭園
- 大坂城跡
- 百済寺跡
- 姫路城跡
- キトラ古墳
- 高松塚古墳
- 山田寺跡
- 石舞台古墳
- 巣山古墳
- 藤原宮跡
- 文殊院西古墳
- 平城宮跡
- 平城宮左京三条二坊宮跡庭園
- 本薬師寺
- 岩橋千塚古墳群
中国・四国地方
九州地方
合計62ヶ所
特別名勝に比べると…なかなか地味なラインナップですね(笑)
特に関東の金井沢碑、山上碑、多胡碑の3つ(上野三碑)は、一般的な歴史好きでも聞いたことないようなマイナーなもの。
ですが、日本国内には18例しか存在しない、飛鳥時代の漢文が刻まれた最古の石碑だったりします!
県別ランキング
県別に見ると奈良県が圧倒的!
2位にダブルスコアつけての1位!
やはり古代大和政権発祥の地は強い!
分類ランキング
ざっと見渡しても、城跡や都跡が目立ちます。
史跡として残りやすかったのも理由のひとつかもしれませんね!
時代別ランキング
- 古代(26ヶ所)
- 近世(18ヶ所)
- 原始(15ヶ所)
貴重な遺構である古代の遺跡が圧倒的!
縄文遺跡や弥生遺跡、奈良時代以前の遺跡がおよそ40%を占めています。
特別名勝に比べると…やや地味なラインナップではありますが…どれも一級品の歴史遺産です!
もしも旅先で見つけたら、立ち寄ってみてくださいね!
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