こんにちは!旅人サイファです!
今回も、シリーズ【旧一級国道をめぐる】第3話!国道11号線~15号線をお届けします!
ついに国道の旅も2桁国道へ!
総延長260.3㎞
経由する県は3県(徳島、香川、愛媛)
起源は讃岐街道、志度街道など、北四国を縦断する主要道。
徳島、鳴門、高松、丸亀、川之江(四国中央)、新居浜、松山と、北四国の主要な都市を通過する、四国の大動脈。
北四国3県の主要部を走り抜ける路線のため、四国の人口のおよそ半数がこの路線沿線に生活している。
徳島→香川にかけては高松自動車道と、香川→愛媛にかけては松山自動車道と並走する。
札幌市中心部(北1西3交差点)~旭川市中心部(4条通6丁目・7丁目交差点)
総延長156.8㎞
国道5号線と同じく北海道のみで完結する
起源はかつて月形町にあった樺戸集治監(刑務所兼行政機関)の囚人たちの作った上川道路。
三笠~旭川までの87.9㎞をわずか90日間で仮開通させたという。
函館を出発した国道5号線は、札幌でこの国道12号線にバトンを渡し道内第2の都市旭川へ向かう。
国道5号線から継続する北海道の大動脈。
特筆すべきはその直進性。
特に美唄市から滝川市に至る区間は、日本一長い直線道路となっている。その直線距離はなんと29.2㎞!
全線で道央自動車道、JR函館本線と並走し、石狩平野の中央を貫く。
総延長386.0㎞
経由する県は3県(福島、山形、秋田)
起源は江戸時代に整備された羽州街道。
国道4号線から枝分かれし、東北地方の内陸部を貫く。
大部分の山形県民にとってはこの道がまさに生命線。福島をスタートし、米沢、上山、山形、天童、尾花沢、新庄と山形県の主要都市を結び秋田県へ向かう。
秋田県内では湯沢、横手、大曲と内陸の主要都市を通過して秋田市へ至る。
現在整備中の東北中央自動車道と秋田県内では秋田自動車道が並走。
また、全線に渡ってJR奥羽本線(山形新幹線・秋田新幹線)が並走している。
総延長65.0㎞
経由する県は2都県(東京、千葉)、まさに東京から千葉に行くための専用路線。
江戸時代までは江戸の東の守りとして重要視された佐倉へ向かうルートが本道であった。
全線に渡ってJR総武本線が並走。
また、自動車専用道路の京葉道路も国道14号線の指定(バイパス扱い)を受けており、2本がほぼ全線に渡って並走する珍しい形態となっている。
総延長29.6㎞
経由する県は2都県(東京、神奈川)こちらも国道14号線と同じく神奈川横浜へ行くための専用路線。
明治時代に指定された旧明治一號國道こそが、この現国道15号線。
そのため一部地域では、現在もこの道路を『イチコク』と呼ぶ。
起源は旧東海道。
実は国道1号線よりも、旧東海道を正確にトレースしているのがこの国道15号線。
現在の国道1号線は関東大震災後、旧明治一號國道(現国道15号線)のバイパス線として作られた、言わば『新道』!
※この辺りの話は次回、番外編として個別に取り上げます。
横浜市内まで、基本的に国道1号線や東海道本線、東海道新幹線と並走。
国道1号線に比べ、より市街地近くを通るのが特徴。
ここまで…
国道1号線~15号線
通過した県は38都道府県
通過していない県は残り9県
次回です!
前回です!
番外編!