こんにちは。旅人サイファです。
毎週日曜日は下書きなしのリアルタイム投稿、週末雑感です。
先週の日曜日に、この週末雑感で嬉々として
Go to travelキャンペーンについて語っていたのが…嘘のようです。
7/22からいよいよキャンペーン開始!の予定でした。
しかし。
7/16、キャンペーン開始の1週間前に驚くべきニュースが入ってきました。
『Go to travelキャンペーン東京対象外』
一瞬耳を疑いました。
具体的には…
- 東京都民は対象外
- 東京都内に宿泊するパックは対象外
要は…
『東京都民はどこに行くのも補助金は対象外ですよ』
『東京に来る旅行にも補助金は出しませんよ』
ということ。
(ちなみに、他県民が都内発のツアーを利用する場合は補助対象です。東京駅や羽田空港発のパックやツアーは都民のみNG。なんだそりゃ。)
つまり、都民は東京から出るな、他県民は東京へ来るなということ。
厳密には禁止はされていませんので『行っても(来ても)いいけど補助金ゼロ』
ここ1週間の都内の感染者数の推移をみると…分からないことではありません。
7/9(木) 224人
7/10(金) 243人
7/11(土) 206人
7/12(日) 206人
7/13(月) 119人
7/14(火) 143人
7/15(水) 165人
7/16(木) 286人
7/17(金) 293人
7/18(土) 290人
7/9に200人を超えてから、軒並み200人オーバー。
週末には300人に迫る勢いです。
地方に住む方からしてみれば…東京怖い!
という感情持ってしまうのも仕方ないかもしれません。
中には…都民は死神という言葉も目にしました。
しかし…一概に都民だけを標的にして何になるのでしょうか。
現在、東京都民はおよそ1400万人。
これまでの感染者累計は9223人。
わずか0.0006%に過ぎません。
私の住んでいるエリアからは、一駅隣は埼玉県です。
そしてその埼玉県からやって来る満員電車に乗って日々通勤しています。
非常に釈然としない今回の線引き。
小池都知事はこの『都民だけが被る不利益』についてどうお考えなのか。
むしろ、彼女の『(Go toキャンペーンについて)よーくお考えになって頂きたい』発言が引き金になったようにも思えますが(笑)
『旅行に出る方は、感染対策により一層気を引き締めて出掛けて欲しい』と言って欲しかったかな。
埼玉県に限らず、都県境に住む方々は余計にモヤモヤしていることでしょう。
同じ生活圏なのにあっちはOKこっちはNG。
ですが、この『東京外し』はもう決定されました。
残念ながら7/22スタートのキャンペーンには東京都民は参加できません。
しかし。
まだ夏本番はこれからです。
諦めてはいけない!
次のチャンスは8/1。
それまでに都内の感染者数を落とせれば…『東京対象外』も緩和されることでしょう!
我々都民は…これ以上の感染拡大を防ぐために自衛しましょう!
マスク着用、手洗い徹底、手指消毒、会食注意。
せめて100人台まで落とせれば、東京も仲間に入れて貰えるはず(笑)
都民一人一人がより一層気を引き締めて感染者数を落としていくことが、全般的に見ても国益にかなっていると言えるでしょう。
賛否両論ある今回のGo toキャンペーン。
観光業界だけでなく地方を救うためにも、決して愚策とは思えません。
むしろ、旅行に出掛けても、感染拡大させない方策を考えるべきかと思えます。
旅行者=悪、都民=悪
そんな図式にはしないで欲しい。
いち、旅行好きの人間として願うことです。
今は一致団結するべき時。分断させる方向には進んで欲しくありません。
次週はこちら
先週はこちら