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2020年07月12日放送『秀吉』 ざっくり解説

今回もNHK大学ドラマ『麒麟がくる』はお休みです。
本日は竹中直人主演、1996年放送の『秀吉』の特別編を放送していましたね!
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いやあ!さすが竹中直人

秀吉の素性の荒らさを踏まえた演技は圧巻でした!

本物の秀吉も…当時の織田家の同僚からは少々汚い存在として見られていたんでしょうね。

羽柴秀吉

その出自は明確にされていません。

農民とも…それこそ乞食のような生活をしていたとも言われています。

それが一転。

織田家に入り込み織田信長実力主義と抜群の相性を見せたことで出世物語をどんどんと進めていきます。

だからこそ、当時のエリートである上級武士からは冷ややかな目で見られていたようです。

そんな中、唯一同じ視点で接した前田利家

先週放送していた利家とまつの主人公ですね。

前田利家自身もエリートの出身ながら、最下層出身の秀吉を下に見ることなく付き合ったと言われています。

この関係性こそが、後年加賀百万石を誇る大大名加賀前田家の礎になるとは…運命も奇妙なものです。

秀吉の運命は本能寺の変を境に一変します。

主君を討った明智光秀を討伐したところから、天下人へのステージを突き進むことになります。

個人的には、魅力的な秀吉像はここまで。

この後、天下統一を進める秀吉、朝鮮出兵を進める秀吉、晩年にできた愛息子秀頼の安泰を願う秀吉。

天下を取ってしまったからこその驕り、そしてその権力への執着。

晩年の秀吉はその『いやらしさ』が表に出てしまっていて、あまり好きではありません。

ただし、戦国時代を終わらせこの世から戦をなくしたこと。

そして徳川家康へバトンを繋いだこと。

それはもっともっと評価されて良いものと考えます。

もしも若くして息子ができていたら…秀吉も元の朗らかな秀吉のままだったのでしょうか。

それもまた…歴史のifに過ぎません。

 

前回『利家とまつ』の解説です