こんにちは!旅人サイファです。
今回は全国の市町村を調べていて発見した事実!村の存在しない県のお話です。
平成の大合併を経て、全国的に大幅に数を減らしている「村」。
もはや絶滅危惧種なのかもしれない「村」。
中には県内の村が全て吸収合併されてしまい、ひとつも失くなってしまった県も存在します。
今回は、そんな村の消滅してしまった県を特集します。
昭和期(2)
昭和の時代に村の消滅した県は以下の2県
平成の大合併(11)
平成の大合併は村にとっては大嵐だったかもしれません…。
- 広島県 2004年に最後の村が合併し消滅
- 滋賀県 2005年に最後の村が合併し消滅
- 愛媛県 同年、最後の村が合併し消滅
- 石川県 同年、最後の村が合併し消滅
- 静岡県 同年、最後の村が吸収され消滅
- 長崎県 同年、最後の村が合併し消滅
- 三重県 2006年最後の村が合併し消滅
- 福井県 同年、最後の村が合併し消滅
- 栃木県 同年、最後の村が合併し消滅
- 山口県 同年、最後の村が合併し消滅
- 佐賀県 同年、最後の村が合併し消滅
現在、村の無い県は合わせて13を数えます。
村がひとつしか残されていない県
なお、村がひとつだけしか残されてない県も12を数えます。
- 宮城県(大衡村)
- 埼玉県(東秩父村)
- 千葉県(長生村)
- 神奈川県(清川村)
- 富山県(舟橋村)
- 京都府(南山城村)
- 大阪府(千早赤阪村)
- 和歌山県(北山村)
- 鳥取県(日吉津村)
- 島根県(知夫村)
- 徳島県(佐那河内村)
- 大分県(姫島村)
これらの府県は言わばリーチ状態。
最後のひとつの村が合併、吸収もしくは町へ昇格した時点で…村のない県になってしまいます。
ちなみに、最高数の村を有しているのは長野県の35村!
他を寄せ付けない圧倒的な差をつけてトップ!
全国の村のおよそ2割を長野県で占めていることになります。
やはり、山で隔たれた地理的条件も影響して合併しにくいのかもしれませんね。
もはや絶滅危惧種ともいえる存在の「村」。
消滅と隣り合わせの儚い存在とも言えそうですね。
ぜひ、あわせてお読みください
消滅する一方で誕生もあるんですよ
実際村の人口ってどれくらいかを調べてみました!