明智光秀は朝倉家の元に逃れ…第二部越前編がスタートしました。
この物語では、朝倉家には仕えずに食客(居候)として描かれていましたね。
さて、今回の舞台は京都へ。
近江朽木谷へ逃れていた足利13代将軍義輝も、対立していた三好長慶と和睦し京へ帰還しています。
将軍でありながら五年もの間、京都に入れず近江(琵琶湖周辺)をさまよっていたとも言われる悲哀の将軍。
実は、この将軍義輝。
剣豪将軍の異名も持つ剣の名手。
この時代随一の剣豪・塚原卜伝に師事し、『奥義一の太刀』を授けられたとも伝わっています。
やがて、刺客に襲われた際。
畳に将軍家伝来の名刀を幾本も突き刺し、取っ替え引っ替えし剣を奮ったとも言われています。
いずれ、この襲撃シーンも劇中で登場するかもしれませんね。
さて。
今川家の侵攻を防ぐために、将軍に手助けを依頼した織田信長。
しかし、将軍義輝が提示したのは冠位の授贈。
新しい価値観を持つ織田信長は失望したことでしょう。
「高い冠位を授かれば敵が攻めてこないとでも思っているのか?将軍は時代が読めていない。当てにならん。」
そう思ったことでしょう。
古い価値観と決別する、ひとつのきっかけになった出来事かもしれませんね。
さあ。次回はいよいよ桶狭間の戦いの匂いがしてきました。
日本史でも屈指の有名な戦い。この戦いをどのように描くのか。
次回も必見です!
次週はこちら!
先週はこちらから!