こんにちは!旅人サイファです。
今回は富士山観光の立ち寄りスポット、『富岳風穴(ふがくふうけつ)』と『鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)』をご紹介!
富士山の北麓に位置する鳴沢村。
国道138号線沿いに『富岳風穴』『鳴沢氷穴』という2つのスポットが存在します。
これらはどちらも天然の洞窟!
およそ1000年以上前の貞観時代の大噴火で生まれたものとも言われています。
灼熱に焼けた溶岩が通り抜けた跡にできたトンネル式の洞窟。
それでは、それぞれの洞穴の特徴を見ていきましょう!
国道138号線沿いの広い駐車場から歩くと…数分で風穴に到着。
ゲートをくぐると目の前にはぽっかりと…大穴が口を開けています。
滑らないように慎重に階段を抜けると…先は少し狭くなっている。
少しかがんで通りすぎようとすると…ガツン!
天井の岩場に頭をぶつけてしまいました。あぶねえ。
ヘルメット借りておいて良かった!
思ったより狭いので入り口のヘルメットはなるべく借りてくださいね!
奥へ進むと…お。青白く光るエリアが。
ふんふん。ここは氷のエリア。
洞内は1年を通じて0~3℃に保たれている天然の冷蔵庫!
氷も溶けません。
最奥には昭和初期まで使われた繭や植物の種の貯蔵庫の面影が残されていました。
風穴は基本的に横穴。
入口の階段を抜けた後はほぼ平坦なので歩きやすいです。
内部はかなり広い。
団体さんが入ってもやや余裕がありそうな感じ。
帰り道は同じルートを戻ってゴールです!
所要時間およそ12-3分でした。
厳冬期には本物の天然の氷が見られるとのこと!
一方の氷穴。
こちらは国道138号線から少し入った林の中に広い駐車場があります。
正面の建物でチケットを購入。
建物の裏手に回る形でゲートを通ります。
入る前に係員さんから注意事項が…
「洞穴内はかなり狭い。」
「一部、天井の高さが90cmほど。中腰で歩かないと通り抜けられない箇所がある。」
「ヘルメットは必ず装着すること。」
おっと…!風穴に比べるとちょっと厳しめの注意事項だな。
洞穴の入口は…こちらもぽっかりと開いた大穴。
風穴に比べるとかなり深いところまで降りて行くようです…。
階段を慎重に降りる。
ここも入り口はかなり狭い。
気を付けて進まねば…ガツンっ!あいた!
ここでもやっちゃいました。
ヘルメットないと本当に危ないですね。
階段を一階層下ると…ここか!
天井ひっく!中腰どころか…地面に手をつきながら四つ這いで進まないとダメかも!
さらに階段を進むと…龍神社さんという小さな祠が。
富士山の地脈と繋がるパワースポットのようです。手を合わせて先へ進みます。
さらに降りると氷のエリアが!
敷き詰められたロックアイスは見なかったことにして…ずんずん進むとこれは美しい!
夏場にはさすがに溶けてしまうようですが…こちらも厳冬期には見事な天然の氷柱が見られるらしい!
氷穴では見事なつらら(氷柱)が何本も!
狭い岩場と合わせて冒険っぽく楽しめました!
突き当たりまで来たら帰り専用の階段を昇ってゴール!
こちらは階段の登降りが結構大変!所要時間15分ほどです。
まとめ
風穴と氷穴。すぐ近くにあるスポットです。
時間がないのでどちらか一方にしか立ち寄れない!
おすすめはどっち?という声もよく耳にします。
これは、どちらも好みや体力の問題かと!
どちらか一方の方が抜群に良い!とは言えません。
風穴は横穴メイン。
アップダウンが少ないのでお年寄りや小さな子供向け。
氷穴は縦穴タイプ。
アップダウンあり、屈まないと通れない通路もあり「冒険感」はこちら!
風穴&氷穴セットチケットですと少し割安になるので、せっかくなので両方行かれるのがおすすめです♪
アクセス
河口湖ICより車で20分
富士急河口湖駅より路線バス30分
料金
単独券 大人350円 小人200円
セット券 大人600円 小人300円
営業時間
冬期9:00~16:30(最終入場30分前)
春期・秋期9:00~17:30(最終入場30分前)
夏期8:30~18:00(最終入場30分前)
※閉業時間は変動あり
アドレス
0555-85-2300(富岳風穴)
0555-85-2301(鳴沢氷穴)