こんにちは旅人サイファです!
皆さん、カレンダーに書いてある…大安とか仏滅、友引って見たことありませんか?
宝くじ売り場にも『大安吉日!』と書いてあったり、結婚式は大安に…お葬式は友引を避けて…とか、縁起を担ぐ場面で時々目にしますよね。
これら大安や仏滅のことを『六曜(ろくよう)』といいます。
今回はカレンダーの不思議、六曜についてのお話です。
六曜は以下の6種類。
先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口
古くからそれぞれに吉兆があり、縁起の良い日、悪い日と決められています。
最も縁起の良いとされるのが皆さんご存じの『大安』
逆に最も縁起の良くないのが『仏滅』
この六曜、カレンダーを見ると順序正しく並んでいるように見えます。
先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口
基本的にはこの順番でぐるぐるぐるぐる回る…のですが!
それだけじゃありません!
カレンダーを見て見ましょう。
今年(令和2年)4月のカレンダー。
4/1が大安なので4/2は赤口、4/3は先勝。
そのサイクルで友引→先負→仏滅→大安→赤口→先勝→友引…と規則正しく回っています。
大安は4/1→4/7→4/13→4/19
と規則正しく6日ごとのサイクル。
先勝は?
4/3→4/9→4/15→4/21…あれ?
4/27が先勝じゃない???
ここにズレが生じています。
4/22をご覧ください。この日は友引。
翌日4/23日は通常のサイクルなら先負…のはず。
しかしよく見てください。
翌日4/23はなぜか仏滅。
ここで急にサイクルに乱れが生じます。
一体なんだ?
ヒントは●
もう一度カレンダーをご覧ください。
4/23に●マークが入ってますよね。
これ、月の満ち欠けを表しているんです。
●マークのある4/23は新月。
つまり旧暦の4/1になるのです。
実はこの六曜ですが、旧暦1日になるとリセットされるというルールがあります。
しかも、旧1/1は先勝、旧2/1は友引、旧3/1は先負、旧4/1は仏滅…と役割が固定されています。
具体的には以下の通り。
- 1月、7月が先勝
- 2月、8月が友引
- 3月、9月が先負
- 4月、10月が仏滅
- 5月、11月が大安
- 6月、12月が赤口
年が変わろうと、必ず旧1/1は先勝ですし、旧4/1は仏滅ですし、旧11/1は大安なんです!
大安は運勢が良い日!とは言われていますが、なんてことはありません。
(基本的に)6日に1度は機械的に大安はやってくるのです!
あくまで気分的なもの、縁起物として上手く使えば良いのかもしれませんね!
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